捨てるのが苦手で、家にものがいっぱいだったという、インスタグラマー・かなさん。「転勤族で、最初に夫の転勤が決まったときには、引っ越しの荷づくりが本当に大変で。このままでは暮らしが回らないと思い、ものを減らす決意をしました」。トラック2台分の家具を手放したり、500着の服を捨てたり…。リバウンドも繰り返しながら、毎日なにか1個捨てる「1日1捨て」にたどりつき、今はきれいな家をキープしています。

ものを捨てたら幸せに!思考も暮らしも自分軸になった

ビフォーアフター
ものを捨てて、部屋も思考もすっきりしたインスタグラマー・かなさん
すべての画像を見る(全5枚)

不要なものを捨てて本当に好きなものや必要なものだけを残す習慣をつけたら、家がきれいになっただけではなく、やりたいことも明確になり、仕事も暮らしも充実し始めたそう。
「漠然とした不安や不満をため込むことがなくなり、うまく回るように。自分の軸を取り戻して過ごせるようになりました」

今回は、ものを捨てたことで起きた、よかったことを5つ教えてくれました。

●1:「毎日違う服を着なきゃ」を手放しワードローブをコンパクトに

洋服

たくさんの服を手放して好きなものだけ厳選したら、シンプルな服が残りました。「毎日同じ服装でも、好きな服だけを着る方が気分がいいことに気がつきました」

●2:人をうらやまなくなり衝動買いが減った

棚
家に入れるものを精査しています

ものと向き合うことで自分の好みが明確になり、物欲がトーンダウン。「人をうらやんだり、流行に流されることがなくなり、今の自分に満足できるように」

●3:探し物が減り、好きなことに時間を使えるように

ティータイム
ものを捨てたら、ティータイムを楽しむ心の余裕も生まれました

時間に余裕ができたことで、ずっと好きだったアンティークプレートのネットショップを開設。「おうちカフェでくつろいだり、自分の時間を楽しんでいます」

●4:SNS発信を機に仕事が舞い込んだ!

新婚時は3LDKの1部屋が物置に。「今は2LDKで小さくなりましたが、むしろすっきり。インスタで片づけ術を発信したのを機に、SNSでの片づけアドバイス依頼を受けるようになり、自信につながりました」

●5:夫への転勤辞令におびえなくなった

段ボールの山
ものが少ないから、次の転勤も怖くない!

転勤族で引っ越しが多いかなさん。「最初の転勤では荷物が多くて苦労しましたが、徐々に荷物が減り、今では辞令が出ても落ち着いて受け止められます」

 

ESSE8月号では理想の暮らしをかなえたかなさんの「1日1捨て」の具体的なやり方のほか「100個捨て」「デジタル捨て」などの多彩な捨て成功例や、アン ミカさんの捨て格言などを紹介しています。

ESSE (エッセ) 2023年8月号

ESSE(エッセ)2023年8月号

Amazonで見る