主菜は決まっても主菜に合わせる副菜が思いつかない、という悩みをもっている方も多いのではないでしょうか。そんなときは安くておいしい旬野菜を使いましょう。季節感が出るだけではなく、レパートリーのマンネリ防止にもなります。
彩り鮮やかで栄養満点な夏野菜を使った副菜
ここでは、一品あるだけで食卓がパッと華やかになる夏野菜を使った副菜のレシピを、人気日本料理店『賛否両論』の笠原将弘さんに教えてもらいました。
●パプリカナポリタン
すべての画像を見る(全2枚)こってり懐かしいケチャップ味があと引くおいしさ。
【材料(4人分)】
- パプリカ(赤) 2個
- タマネギ 1/2個
- マッシュルーム 2個
- ウインナソーセージ 4本
- サラダ油 大さじ1
- A[トマトケチャップ大さじ3 しょうゆ、みりん各大さじ1/2 ニンニク(すりおろす)小さじ1/3 バター 5g]
- 粉チーズ、粗びきコショウ(黒) 各少し
【つくり方】
(1) パプリカはヘタと種を除いて細切りにする。タマネギ、マッシュルームは薄切りにする。ソーセージは5mm厚さに切る。
(2) フライパンにサラダ油を中火で熱し、(1)を炒める。しんなりしたらAを加え、炒め合わせる。器に盛り、粉チーズとコショウをふる。
●インゲンのおかか煮
カツオ節でうま味をからめれば、あっという間に本格味。
【材料(4人分)】
- インゲン 20本
- カツオ節 5g
- A[だし汁1と1/2カップ しょうゆ、みりん各大さじ1と1/2 砂糖小さじ1]
【つくり方】
(1) インゲンはヘタを除く
(2) 鍋に(1)とAを入れて中火にかけ、煮立ったら弱火にしてアルミ箔をかぶせ、7~8分煮る。
(3) カツオ節を加え、全体にからめる。
おかずをつくりおきする際は、清潔な保存容器に入れて保存してください。保存状態によっては傷みやすくなることもあるので、保存期間内であっても早めに食べるようにしましょう
笠原将弘さんの毎日の献立づくりに役立つ『笠原将弘の副菜の極み158』(扶桑社刊)はただいま発売中。