主菜は決まっても主菜に合わせる副菜が思いつかない、という悩みをもっている方も多いのではないでしょうか。そんなときは安くておいしい旬野菜を使いましょう。季節感が出るだけではなく、レパートリーのマンネリ防止にもなります。人気日本料理店「賛否両論」店主・笠原将弘さんに、簡単で手軽につくれる夏野菜の副菜レシピを教えてもらいました。
トマト×アボカドのレパートリーを増やそう
トマトとアボカドの組み合わせは、赤と緑という見た目の華やかさと、酸味とクリーミーな食感が相性抜群。すでにお気に入りの味つけがあるかもしれませんが、笠原流の簡単なアレンジレシピをぜひレパートリーに加えてみてください。
●ミニトマトとアボカドの土佐あえ
湯むきすると、口当たりと味なじみが格段にアップ。
材料(4人分)
- ミニトマト 12個
- アボカド 1個
- A[ゴマ油・しょうゆ各大さじ1 カツオ節5g]
【つくり方】
(1) ミニトマトはヘタを除き、熱湯にさっとくぐらせて皮をむく。アボカドは種と皮を除き、ひと口大に切る。
(2) ボウルに(1)を入れ、Aであえる。
☆笠原メモ
トマトもアボカドもうま味が豊富。風味豊かなカツオ節との相乗効果で簡単なのに満足感の高い一品に。
おかずをつくりおきする際は、清潔な保存容器に入れて保存してください。保存状態によっては傷みやすくなることもあるので、保存期間内であっても早めに食べるようにしましょう
笠原将弘さんの毎日の献立づくりに役立つ『笠原将弘の副菜の極み158』(扶桑社刊)はただいま発売中。