旅行ジャーナリスト小野アムスデン道子さんが、旅先で見つけたご当地のとびきりグルメや旅情報をご紹介。今回は、静岡県の穴場観光スポット、清水駅から海上で世界文化遺産の三保の松原へ。駅近でヘルシーな朝ごはんを楽しめるホテルに泊まり、市場で絶品の海鮮を味わいます。
東海道の静岡・清水で海鮮三昧。絶景富士に出会える三保の松原へ
すべての画像を見る(全13枚)今回訪れた静岡の清水は、『ちびまる子ちゃん』の原作者・さくらももこさんの出身地でもあります。
東海道線の清水駅にもまる子ちゃんが! 駅を出たところには、まる子ちゃんのマンホールもあります。
また、サッカークラブ・清水エスパルスの本拠地でもあり、「IAIスタジアム日本平」や、駅近くには「エスパルスドリームプラザ(中にちびまる子ちゃんランドも)」という複合商業施設もあります。
今回の目的は世界文化遺産の三保の松原に行き、そこから絶景の富士山を見ることと、駅すぐの清水魚市場「河岸の市」で絶品海鮮丼を食べること。
富士山は、コンディションがよければ駅からでも見えるのですが、湿度や気象条件でまったく見えないこともあります。じつは、私も2回目のチャレンジ。もし富士山がダメでも、きれいな三保の松原やおいしいマグロがあるし…とやって来たのです。
宿は清水駅西口徒歩約1分と便利な「ホテルクエスト清水」。
夕食は静岡産の食材を使ったイタリアン、朝食は豆乳ベースのアスリート豚汁や朝カレーなどが提供されます。アメニティに入浴剤が用意されていたり、ウェルカムバーで日本酒やワインが振舞われたりのサービスがうれしいホテルです。
・ホテルクエスト清水 https://www.hotelquest.co.jp/
●水上バスに乗って、クルーズ気分で三保の松原へ
清水駅から三保の松原には、バスでも行けますが、魚市場のある江尻から水上バスで行くのがオススメ。大人400円、小学生200円で15分のクルーズ気分が味わえます。
この日は、船上からも富士山がきれいに見えました。水上バスに乗る場合は、三保桟橋から三保松原入り口まではバスを利用します。
神の道と呼ばれる、松が並ぶ御穂神社の参道を通って三保の松原へ。
天女が羽衣をかけていたという伝説でも知られる「羽衣の松」は、現在3代目で推定樹齢300年とか。
浜辺に向かい視界が開けると、そこには富士山が ! 今回は見事に姿を現してくれ、美しい姿にほれぼれしました。