引き出しやボックスの中で、ムダなスペースがなくぴったり整理収納できると、効率的だし、とても気持ちがいいもの。
無印良品や100円グッズの収納アイテムを組み合わせた「シンデレラフィット」のパターンを、整理収納アドバイザーなど数多くの資格をもつ川根礼子さんに教えてもらいました。
この収納ボックスにはあの100円グッズがぴったり!相思相愛の組み合わせとは?
●100円グッズ同士の組み合わせで、冷蔵庫に入れる小物がすっきり
100円グッズは数をそろえてもリーズナブルなので、細かいものの整理収納に最適。なかでも、冷蔵庫の整理にぴったりなのがこのアイテムです。
「セリアのワンプッシュフラップケースと、仕切りボックスがシンデレラフィット」と川根さん。
「このボックスは仕切り板が好きな位置に動かせて、取り外しもできるので収納が自由自在です」
川根さんは、板を外してワンプッシュフラップケースを並べています。
「仕切りボックスは深型と浅型があり、浅型ならケースをそのまま並べれば3つちょうど入ります。高さもぴったり! ボックスを重ねて置いても引っかからないのでストレスフリーです」
立てて並べれば、5個ぴったり入ります。
「立てれば仕切り板を入れる余裕もあります。どこかで仕切っておくと、ひとつ取り出したときにほかのケースが倒れてくるのを防げますよ。私はガムシロップやコーヒークリーム、ひと口チョコレートなどを分類して収納し、冷蔵庫にケースごと置いています。よく使うものを一度に取り出せて便利。掃除したいときもサッと持ち上げてふくだけです」
●引き出しケースにはダイソーのボックスを並べてマスク収納に
無印良品のポリプロピレン収納ケースの引き出しには、ダイソーのケースがぴったり。
「フタ付フリーBOXを3つ並べるとちょうどいいです。わが家ではマスク収納に使っています。子ども用、女性用、男性用と3種類あるので、分類するとわかりやすくて便利。マスクの横幅もぴったりで、ゴムがはみ出ることもありません。ケースはフタつきですが、取り出すときに面倒なのであけたまま。引き出しの中なのでホコリもつきません」
「ちなみにケースを2段重ねても引き出しにおさまるので、いちばん左は使用頻度の低いタイプのマスクを下段に収納しています」
●無印良品のファイルボックスの中で使う、便利な100円グッズ
パントリーやキッチンなど、川根さんのお宅で大活躍している無印良品のポリプロピレンファイルボックス。シンク下では調理器具の収納に使っているそうですが、より使いやすくするために100円グッズでひと工夫。
「スライサーを入れるボックスで、指ガードがよく迷子になるのが気になっていました。小さな部品なので、そのまま入れると底に埋もれてしまいます。そこでセリアのスポンジホルダーをセット。吸盤でくっつくタイプなので、好きな位置に取りつけ可能です。取り出しやすい上部につけて、使いたいときにすぐ見つけ、取り出すことができるようになりました」
見た目もすっきり、スペースにムダのないシンデレラフィット。川根さんが発見した組み合わせ、ぜひ試してみてください。