6月1日から電気代が値上がりし、水道光熱費が気になる時季。少しでもおトクな方法を選ぶことが大事です! 電力会社やガス会社のプロたちが、効率のよい節約方法を教えてくれました。
キッチンの水道光熱費、どっちがおトク?
すべての画像を見る(全5枚)冷蔵庫の使い方や調理方法、食器洗いと、キッチンまわりでも水道光熱費を抑える工夫がたくさん。よくある「どっちがおトク?」の疑問について紹介します。
●食洗機vs手洗い
水で手洗い→食洗機→お湯で手洗いの順でおトク
食器洗いを1日2回行う場合、いちばん安いのはガス代のかからない水での手洗い。お湯を使う場合は、手洗いするよりも食洗機の方がおトクに(手洗いで使う水量65リットル、給水接続タイプの食洗機で比較/東京ガス調べ)。
さらにおトク! レバーの使い方でガス代節約
水を使う場合は、レバーをしっかり水側にずらして。真ん中で使用するとお湯と水が混合し、ムダなガス代がかかります(東京ガス調べ)。
●冷蔵室にものをぎゅうぎゅうにつめるvs半分ほどに減らす
中身を減らすと年間1678円おトク
冷蔵室にものをつめ込みすぎると、庫内の冷気の流れが悪くなり、余分な電気を使うことに。ものを半分に減らし、逆コの字形につめると冷気が効率よく循環し、年間1678円ダウンに(1kWh=38.28円で試算/東京ガス調べ)。
さらにおトク! 冷凍室はぎゅうぎゅうにつめてOK
冷蔵室とは反対に、冷凍室はぎゅうぎゅうにつめた方がおトク。冷凍されているもの同士が冷やし合い、効率よく冷却されます(東京電力調べ)
●冷蔵庫を壁にくっつけるvs少し空間をあける
度な隙間をあけて放熱すると年間1726円おトク
冷蔵庫は庫内を冷やすとき、外に熱を放出しますが、周りを囲まれていると十分な放出ができず、電気を浪費。上部5~30cm、左右5mm~2cmほど離すだけで年間1726円節約に1kWh=38.28円で試算/東京ガス調べ)。