おいしくて家族も喜ぶ揚げ物料理ですが、面倒なのが「油の処理」。手間がかかるから、と避けている人も多いのではないでしょうか。「後片づけがラクになる便利アイテムを使ったら、揚げ物のハードルがぐんと下がりました!」と話すのは、お掃除ライターのよしママさん。詳しく教えてもらいました。
揚げ物の片づけ問題がいっきにクリア!ニトリの便利アイテム
揚げ物を家でつくるときに、いちばんのネックになるのが使用後の油の処理問題。
ペーパーや古布は、なかなか油を吸ってくれないので時間がかかるし、ゴミが大量に出てかさばります。しかも吸った布を捨てるときに油がしたたってコンロ周りまで汚してしまったりと、調理後の掃除がかなり大変なイメージがあります。
こうした手間もあり、揚げ物メニューを避けてしまいがち。そんな課題満載の「廃油処理問題」を解決してくれるアイテムを見つけたので紹介します。
●ニトリ「油をぐんぐん吸い取るマジカルわた」
すべての画像を見る(全10枚)一箱で油500mlを吸収してくれる、不思議なふわふわのワタです。4枚入りで、必要な分だけちぎって使います。
細かいナノファイバーが約20倍の油を吸ってくれます。吸ったあとはプルプルとした状態になり油が垂れないので、袋に入れて捨てれば漏れにくいです。
50度以下で油処理ができるため、完全に冷まさなくて大丈夫。時間も短縮できます。
●「マジカルわた」の使い方
(1)揚げ物をしたあと、油が冷めた状態(50度以下)のところにワタをちぎって投入し吸わせます。
(2)一瞬で油を吸ってくれるので5秒ほどおき、転がして場所を変えたら、また余った部分で吸わせます。油の量が多い場合、ワタを入れてそのまましばらく放置しておけば、油を吸ってくれます。持ち上げてもしたたり落ちないので移動させやすいです。
古布やペーパーは布を移動させ、じっくり時間をかけて油を吸わせながらふき取るように掃除する必要があります。ワタの場合は、油が集まってくるのでふき取る時間が1分程度で終わります。
(3)あとは食器用洗剤で軽く洗い、しっかりすすいで終わりです。いつもは古布でふくことが多いですが、それよりも油残りが少なく、洗剤も少なくて済むのが嬉しいです。
ビニールやラップなどに包んで捨てればかさばりません。いつもの3分の1ぐらいのゴミの量になりました。
コツは、予想以上に吸収率が高いので、少したりないかな? と思うくらいのワタをちぎって、たりない分は追加するのがベター。ワタが大きすぎると、余った部分がもったいないです。何度か使っているうちにコツがつかめます。