年齢を重ねると、クセやうねりで前髪が決まりにくくなることが。「一発で前髪を決める簡単な方法があります!」と話すのは、女性の髪問題に詳しいヘアライター・佐藤友美(さとゆみ)さんと、人気ヘアサロンMINXのディレクター・八木花子(八木ちゃん)さん。今回は、50代の読者をモデルに、前髪の正しいセットを教えてもらいました。
すべての画像を見る(全6枚)前髪がうまく決まらないときにやってほしいこと
八木ちゃん:今日はお客さまにもよく聞かれる質問「前髪がうまく決まりません」におこたえします。
さとゆみ:人って相手の目を見て話をするので、前髪が一番人目につくんですよね。だからこそ、前髪が気に入らないと、一日中もやっとした気持ちになってしまう。
八木ちゃん:そうなんですよ。また、年齢を重ねると、顔まわりの毛にクセやうねりが出やすくなるんですよね。なので、20代、30代の頃はそこまで気にしなくても、さらっとおろしたり流したりできた前髪が、決まりにくくなるんですよね。
さとゆみ:対処法を知りたい!
●1:前髪の根元を水で濡らす
八木ちゃん:朝起きて、お出かけ前にスタイリングするところから、スタートのつもりで聞いてください。最初に前髪の根元を水で濡らします。霧吹きなどがあれば、それで濡らしてもいいですし、普通に指で水道水をつけるだけでもいいですよ。ポイントは、毛先だけではなく、根元を濡らすことです。
さとゆみ:この連載ではおなじみですが、髪のクセやうねりって、根元にアプローチしないと、直らないんですよね。
●2:根元を指でこすりながら乾かす
八木ちゃん:そうなんです。ですので、根元をしっかり濡らして、その根元を指で左右にこするようにしながら乾かします。
八木ちゃん:このように、根元をこすって乾かすことで、根元の生えグセがなくなります。
●3:流したい方向と逆方向に乾かす
八木ちゃん:次に、実際に髪を流したい方向と逆方向に前髪を引っぱって乾かします。
さとゆみ:これはもしや…!
八木ちゃん:これもこの連載でおなじみですよね。反対側に流すクセを先につけておくことで、逆に流したときに根元がふんわり立ち上がるんです。
さとゆみ:毛量が増えたように見えるので、おすすめのテクニック!