手軽に購入できる100円グッズのアイテムを使って、おうち時間に趣味の「手づくり」を楽しんでみませんか。初心者にも優しいつくり方を刺しゅう作家のFABBRICAさんに教えてもらいました。
100円ショップで始める「刺しゅう」準備編
ハンカチやお弁当包みにかわいいワンポイント刺しゅうを。少ない道具で、“わたしだけ”のアイテムをつくることができます。
●用意する100円グッズ
すべての画像を見る(全27枚)(a) 手芸用 水で消せるチャコペン水性マーカーピンク、青 各全長10.5cm(ともにダイソー)
(b) 刺しゅう用下地シート1枚 21×21.8cm(ダイソー)
(c) 携帯用ミニハサミ10.5×5.3cm(ダイソー)
(d) お好みの色の刺しゅう糸
(e) フランス刺しゅう針12本 長さ38.5~43mm(ダイソー)
(f) 竹刺しゅう枠 小直径11cm(セリア)
●3つのワンポイント図案
<道具選びのポイント:刺しゅう枠は小さなものを選んで>
刺しゅう枠は作業しやすいように、できるだけ小さいサイズのものを選ぶのがポイント。「簡単に図案が写せる刺しゅう用下地シートも便利です。ぜひ使ってみて」(FABBRICAさん)
100円ショップで始める「刺しゅう」実践編
準備ができたらレッツトライ!
●STEP1:下準備する
(1)刺しゅう糸を準備する
糸が出ているところから真っすぐ引き出し、60cm程度でカット。
刺しゅう糸は6本の細い糸がより合わさっているので、そこから1本ずつ引き抜き3本取りにして針にとおす。
(2)下地シートに図案を写し、ハンカチにはる
下地シートを適当なサイズでカットしクリアファイル(材料外)に一度はる。
図案をはさみ、チャコペンでシートに図案を写したら剥がして刺しゅうする場所にはる。
●STEP2:バックステッチで刺す
(1)刺し始めの糸は10cmほど残しておく
刺し始めは、図案から離れた場所の「表」から「裏」へと針を入れ、糸端を10cmほど「表」に残し左手で押さえる。このとき、玉止めはしない。
(2)1目先から針を出し、1目戻って入れる
お花の茎を刺す。図案の始まりから、1目分先の(1出)に針を出し、
1目分戻った(2入)に針を入れる。
(3)繰り返す
続いて(2入)から2目分先の(3出)から針を出し、1目分戻った(4入)に針を入れる。
表で1目分戻って、裏で2目分前に進むことを繰り返す。