60代からの心地いい暮らしのヒント。今回は、服の整理の方法や手放し方をお送りします。YouTubeチャンネル「60歳からの幸せライフ」が人気のライフさんの実体験を伺いました。

60代夫婦の「実家の片づけ」。捨ててよかったもの、捨てなくてよかったもの

60代からの心地いい暮らしのヒント。今回は、遺品整理の方法や手放し方をお送りします。YouTubeチャンネル「60歳…

ライフさん
「服を減らして衣替えの必要がなくなった」というライフさん
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60代夫婦の無理しない「服の手放し方」のコツ4つ

関東地方に住む62歳の専業主婦、ライフさん。服を捨てる方法や捨てたことで得たメリットを教えていただきました。

●1:引き出しの中の服を「全部出し」してから整理する

引き出し

ファッション好きな人ほど、気がつくとタンスいっぱいに服を溜めてしまいがち。
ライフさんも、引き出しに服をぎゅうぎゅうに詰めてしまっているときがあったそうです。引き出しをあけると、「まるでびっくり箱のように、ボンっと中身があふれてしまうこともあった」と言います。

「引き出しの中身が多い人には、一度、中のものを全部取り出してから整理を始めることをおすすめします」とライフさん。
「自分も覚えていないような服がないかを確認する作業が大切なんです」

面倒ですが、そのひと手間でタンスの中身を片づけやすくなるとのこと。
全部出しすることで、後戻りできない「整理しなきゃいけない状況」にするのも、整理のコツです。

 

●2:「重い服」を捨てたら、軽やかに活動できるようになった

重いコート

ライフさんは還暦を過ぎた頃から、衣類や小物の重さが気になるようになったと言います。
思いきって重くて厚みがあるコートを手放し、軽いものにチェンジ。すると、長時間のお出かけがラクになり、満足度が上がったそうです。

「最初は、軽くて薄いダウンジャケットでは寒さは乗りきれないのでは? と不安がありました。しかし実際着てみると、想像よりも暖かいんですね。今ではすっかりお気に入りです」とライフさん。
薄手のアイテムを重ね着することで、少ないアイテムで暖かく過ごせます。

ライフさんがこれらの経験をYouTubeチャンネルでお話をしたところ、視聴者のみなさんからたくさんの共感の声が寄せられたそうです。

ほかにも重い肩掛けのバッグは娘さんに譲り、軽く両手が自由になるリュックタイプに変更したところ、とても活動しやすくなりました。