本日2月22日は「猫の日」です。そこで、猫が好きすぎて、猫が健康に暮らすための勉強をし、資格まで取得したライターの高木沙織さんに、思わず「それってどういう意味?」と思ってしまう猫の謎行動について教えてもらいました!
2月22日は「猫の日」。かわいすぎる謎行動を紐解いてみる
すべての画像を見る(全8枚)今年も2月22日がやってきました。そう、「猫の日」です。由来は、猫の鳴き声「222(ニャンニャンニャン)」のごろ合わせで、今から36年前の1987年に、猫の日実行委員会と一般社団法人ペットフード協会が制定した記念日。
2月22日を猫の日としているのは、日本だけ
猫の日には、猫にまつわる限定グッズが販売されたり、イベントが開催されたり、いつもより猫関連の記事を多く見かけたりするなど、まさに猫づくし! 頬が緩みっぱなしな愛猫家の方々も多いかもしれませんね。
というわけで、今回は猫の日にちなみ、猫の「かわいいけれど、それってどういう意味?」な謎行動6つを難易度別にひも解いていきたいと思います。
●レベル1:しっぽピン&すりすり
猫がしっぽをピンと上に向けて立て、体をすり寄せてくるのは、“甘え”や“要求”のサインだと言われています。ごはんが欲しいときは、飼い主さんの足元にすりすり。やや大きめの声で、甘えたように鳴いているときは、「早く~」とごはんを催促しているのかもしれません。
また、飼い主さんの視界に入るところでごろんと横になり、おなか見せをしてくるときは、遊びの誘いの可能性が大。
猫たちの要求がなんなのかを見極めてあげると、満足してひげがピンと張ったかわいい姿を見せてくれるかも。
●レベル2:「イカ耳」になっているとき
“イカ耳”というのは、猫の耳が頭に沿ってピタッと寝ている状態です。もしかすると、イカ耳だけでなく、背中の被毛を逆立てる、しっぽをふくらませるといった様子も一緒に見られるかもしれません。
これは、威嚇や攻撃、それと恐怖、驚きの感情のあらわれ。
猫がいやがるものを置いていないか、大きな音を立ててしまっていないかなどを確認し、落ち着くまでそっとしておくのが得策です。ほかにも、しっぽを床に叩きつけたり、ブンブンと力強く振っていたりするのも不機嫌のサイン。
筆者は、愛猫に話しかける~しっぽバンバン、愛猫をなでる~しっぽバンバンというちょっぴり切ない思いをすることもしばしば…。
そんなとき「イカ耳かわいい~!」「遊びたいの?」と、手を伸ばそうものなら、猫パンチされてしまうかもしれません。
●レベル3:SNSで話題になった「おててないない」しているとき
SNSを中心に話題になった猫の“おててないない”。これは、両方の前足を折りたたんで、体の下にしまう“香箱座り”のことです。
香箱座りは、急に立ち上がることができない姿勢であることから、リラックスしているときによく見られます。この足と足のすき間が、多くの飼い主たちの指を吸い込んでいく…そんな魅惑の姿勢のひとつです。