家づくりで間取りや設備にこだわると、予算オーバーでどうしてもお金をかけられなくなる場所が出てきます。その代表的な場所が外構。2年前にハウスメーカーで家を建てた日刊住まいライターは、最低限の外構工事で住み始めたため、土がむき出しだった場所を簡単DIYで、見栄えよくしました。用意したものはホームセンターですべてそろい、工具も不要。かかった費用もレポートします。
すべての画像を見る(全7枚)土むき出しの勝手口の周りを人工芝とレンガでDIY
筆者は2年前にハウスメーカーで家を建てました。現在、子ども2人(上の子が4歳で下の子が1歳)との4人家族で暮らしています。
家を建てる際、家づくりの費用は、太陽光発電、全館空調システムといった設備を優先。外構は、残った予算の範囲でメーカーに依頼しました。そのため、引き渡し時は、駐車場と玄関回り以外は土がむき出しの状態。
今回、DIYで外構工事をしたところは、家の裏側。勝手口を出てすぐの場所です。土がむき出しの状態で見栄えもよくなかったこの場所に、人工芝とレンガを敷きました。
また、駐車場の砕石部分と、未工事で土のむき出しになっている奥の部分に小さな柵を設置しました。
この駐車場の後ろ部分は、子どもの遊び場になっているため、今回のDIYでは手をつけず、土のままで残しています。子どもが成長したら、この場所も人工芝や砕石を敷く予定です。
人工芝を敷いて雑草抜きの手間なしに。ただし、失敗も
今回、人工芝を敷こうと思った理由は、見栄えの問題以外にもうひとつ理由が。土が露出していると、雑草が伸び放題になり、定期的に草抜きをしないといけません。この草抜きがかなりの手間だったのです。
筆者がDIYのために、以下のものを用意しました。
・人工芝(長さ10mのもの1本)
・防草用シート(長さ10mのもの1本)
・フラットピン(長さ20㎝)
すべてホームセンターで購入。総額約2万円でした。人工芝と防草用シートを必要なサイズへ切り、防草用シート、人工芝の順で敷き、杭で上から押さえました。
DIY素人のため、紙などを切るハサミで人工芝や防草用シートを切りました。そのため、切り口はやや雑な状態になりましたが、詰めて敷くと気になりません。
人工芝は適切なサイズに切り取り敷いたのですが、1枚だけ敷く向きを間違えてしまいました。四角くカットしただけなら、置き直して向きをそろえることもできました。しかし、配管のフタの部分も丸くカットしたのでそれができず。これは反省ポイント。人工芝には芝の流れがあり、ちゃんと向きをそろえるときれいに見えます。
遊び心でレンガも!味気なかった外構がいい感じに
DIYで外構をつくるなら、せっかくだからとレンガも敷くことに。このレンガもホームセンターで購入し、約2千円。人工芝と子どもの砂遊び場の境のところにレンガを敷きましたが、これだけでも、味気なかった外構の見た目がよくなりました。