マイクロプラスチックによる海洋汚染問題をきっかけに、脱プラの取り組みをしている企業やお店も増えていますよね。普段の暮らしの中でも意識している人が増えているのではないでしょうか? そんななかで注目されているのが、お米からできた「米ストロー」。ここでは、節約につながるエコな暮らしが国内外で人気なインスタグラマーの野村蘭さんに、その特徴や使用感を教えてもらいました。

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紙ストローの代わりに!ふやけにくくてエコな「米ストロー」を試してみた

コップ
「米ストロー」って?
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最近、プラスチックゴミの増加から、紙ストローを使っているお店が増えてきています。マクドナルドやスターバックスなどでも導入され、話題になっていました。ただ、紙ストローは、長時間使うとふやけてしまったり、飲みにくいと感じることも…。そんなときに発見したのが、お米からできた「米ストロー」です。

●米ストローとは?

米ストロー

米ストローは、お米とコーンスターチと食用着色料のみからできていて、添加物は不使用です。見た目も硬さもプラスチック製のストローとそっくりで、言われなければ、お米からできているとわからないかもしれません。

ストロー

食べ物からできているので、食べてしまっても問題なく、燃えるゴミとして処分することも可能です。また、植物の肥料などとしての活用することもでき、捨てることなく循環利用もできるそう。

●ふやけない?味は?紙ストローと比較してみた!

比較

米ストローと紙ストローを比較してみました。米ストローは半透明で、キラキラときれいです。

飲み心地は、紙製ストローは少し唇に張りつく感じがしましたが、米ストローは、プラスチックのストローと同じように飲みやすいです。お米の味やにおいはほとんど感じないので、飲み物の味を邪魔しません。

紙と米

耐久性も試してみました。30分経過後、紙ストローは指で押すと潰れてしまうくらい、ふやけてやわらかくなっていました。紙ストローの耐水性は弱そうです。

一方、米ストローには変化がありませんでした。飲み心地も変わりなく、まだまだ使えそうです。