テレビや雑誌で主婦目線のおかずアイデアを提案、おうち料理研究家として活躍するみきママ。その節約レシピには、安く見せないワザと工夫が満載! 夫と育ち盛りの子ども3人をいかに楽しませるか、「毎日が闘い」なのだそう。
すべての画像を見る(全5枚) 発売中のエッセ6月号別冊付録「ボリューム満点! みきママのめちゃうま!節約おかず」では、そんなみきママが一挙42品の節約レシピを公開。そこで、彼女が毎日リアルに実践している節約料理の極意をこっそり聞いてみました。
その1.「なんちゃっておかず」で 安い食材を高級料理に!
話題の味やお店の本格料理、食べたいけれどお高い食材はNG! そこで、いつも家にある安い食材で、おいしく、さもそれふうに再現しちゃうのが「なんちゃっておかず」です。写真は豚レバーとはんぺんでつくった、フォアグラ風ステーキ。
バルサミコっぽいソースも、じつはジャムを使っています。まるで高級レストランで食事したかのようなリッチな見た目と、ふわふわとろ~んなお味に、家族全員とろける笑顔で外食気分を満喫。 おうちの食卓に、レストランみたいな料理が並べば、財布にイタイ外食費が節約できるんです!
その2.安い食材を紛れ込ませ、 おかずを「かさ増し」する!
肉や魚をおなかいっぱい食べたいけれど、子どもたちの食欲は際限なく、食べたい放題させていたら、お金がいくらあってもたりない! そこで、活躍するのが旬の安くなった野菜や乾物。これらを肉や魚に見立てたり上手に紛れ込ませたりしてかさを増やす=ボリュームアップするテクで、腹ペコさんも大満足のおかずにします。ヘルシーな野菜がたくさん食べられるのも嬉しいですね。
いろいろ試したなかでも最強のかさ増し食材は、高野豆腐。揚げるとボリュームが出て食感もカリッとするので、衣をつけて揚げればもうそれはお肉! ちぎって鶏肉と一緒にすれば、「から揚げうまーい」と息子たちの雄叫びが聞こえます。
その3.お金だけでなく、 手間も時間も節約する!
時間がない、お疲れマックスなときって、ついつい財布のひもも緩みがち。そこで、便利な道具と合理的なアイデアを味方につけて、手間と時間を節約します。3人目の子どもが生まれ、必要に迫られて生み出したレシピでしたが、これが意外なほどに楽しく、お安くできることに。切ったり混ぜたりを省いたり、電子レンジに入れてほっといたり…。手間を省くことで洗い物が減り、結果的に水道代がぐんと減ったんです。
広げた肉ダネにピーマンを押しつけて面倒な肉づめ作業を省略した、“つめない″ピーマンの肉づめは、口の中で完成するアトラクションみたいな料理。遊園地代まで節約!?なレシピです!
食欲全開の家族を納得させるには、しょぼい料理はNG。みんなが笑顔で食卓を囲めるよう、めちゃうまで、豪華に見えて、ボリューム満点なのが絶対条件なんですね!
【みきママ】
主婦歴12年。夫と11歳、8歳、2歳の子どもの5人家族。自身のブログ「藤原家の毎日家ごはん。」(http://ameblo.jp/mamagohann/)が1日120万アクセスと大人気のおうち料理研究家。YouTUBE動画で一品料理を紹介する「みきママチャンネル」(https://www.youtube.com/c/mikimama)も人気。別冊エッセ『みきママのフライパンでできる!めちゃうまレシピ』が好評発売中