ブランドやサイズが同じファイルボックスをずらっと並べるとキレイですよね。すっきり整理できているような気分になりますが、果たして使い勝手は…? モヤモヤしている人に向けて、整理収納コンサルタント須藤昌子さんが、ファイルボックスの選び方について改めて教えてくれました。
無印良品やイケア。どう使い分けるのが正解?
ファイルボックスはさまざまなブランドからシリーズで発売されています。とくにファンが多いのは、無印良品のポリプロピレンファイルボックスやスタンドファイルボックス。イケアやニトリも人気です。
「ブランドを統一しているという人も多いと思います。でも整理収納や片づけは見た目をきれいにするのが目的ではなく、暮らしをラクにするためのもの。使う場所やシーン、入れるものによって使い分けるほうがいい場合もあるんです」
すべての画像を見る(全5枚)そんな須藤さんは現在、用途ごとに大きく2種類のファイルボックスを使い分けているそう。今回は須藤さんのファイルボックス収納を見せていただきました。
●イケアの紙製ファイルボックス→書類を収納
重要書類や取扱説明書、子どもの学校関係書類など、プリント類の整理には一般的にファイルボックス使用率が高めです。
「1枚1枚はペラペラで軽くても、書類はまとまると結構な重さになります。ファイルごと取り出して確認することも多いので、ボックス自体が軽いものを選んでいます。私が使っているのは、イケアの紙製のTJENA(ティエナ)シリーズです」
紙製で、幅は10cm。スリムなので書類を入れても重くなりすぎず、少し高い場所に収納しても出し入れがおっくうになりません。