マンションリノベーションの際に、見た目を意識して洗面所をシンプルにつくったら、収納がたりない…。そんな悩みを、無印、3COINS、100均アイテムを使って解決した日刊住まいライターの収納アイデアを紹介。家族5人が使うものがしっかり片づきます。おしゃれな空間とも調和する収納になりました。洗面所が狭い、という人はとくに参考に!

洗面所の全体の様子
マンションリノベした筆者の家の洗面所。あとづけの収納が意外とおしゃれ
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見た目重視でリノベした洗面所。収納スペースがたりない

リノベ当初の洗面所の様子

筆者は10年前に中古マンションをフルリノベーションしました。リノベ当初は、夫婦と小さな子ども2人の4人家族。その後、子どもが増え、現在は16歳の長女、10歳の長男、6歳の二男と夫婦の5人家族に。

 

洗面所の間取り図

広さ65㎡程度のコンパクトなマンション。そのため、洗面所として使える広さにも限りがありました。洗面所兼脱衣所として使えるスペースとしては、奥行き170cm、間口は110cmほどとなります。

また、リノベーションの際に見た目を重視したこともあり、リノベの際に洗面所につくりつけの収納などは、ほとんど設けませんでした。洗濯機置き場の上に造作棚を2段つくったのみ。最低限の収納ですが「たりなくなったらなにかで補えばいいか」と考えていたのです。

そして実際に子どもが成長していくと、タオルの量や洗面アイテムの種類もそのぶん増加。

そこで、今のライフスタイルに合わせて、収納アイテムを追加して収納場所をつくることにしました。洗面所収納に活用しているアイテムとともに、収納実例も紹介します。

 

無印アイテムでスキンケア&メイク道具を見せる収納

無印良品の「壁に付けられる家具」で見せる収納

無印良品の「壁に付けられる家具」シリーズはリノベ直後に取りつけました。「壁に付けられる家具棚」(1990円・税込み)には、スキンケアグッズを置いています。毎日使うものなので、すぐ手に取れるように見せる収納に。

もうひとつも無印のアイテム。現在販売されていないタイプですが、仕切りつきのボックスタイプで、メイクグッズを入れています。忙しい朝のメイク時にサッと使えて便利。

 

マグネットラックで歯みがきやヘアケアグッズを収納

洗面所につけたマグネットタイプのラック

長女も高校生になり、ヘア関連のグッズも増えました。また、洗面台に直置きしていた歯ブラシ立てや歯みがき粉などが掃除の際にジャマになるのもストレスでした。

そこで、ネットでマグネットタイプのラックを購入。選んだのはCozy Home2というブランドのもので、価格は2000円程度。インテリアにもマッチするグレーの色が気に入りました。強力マグネットでずり落ちることもありません。

パイプスペースの扉部分に2つ取りつけ、上の方にはヘアオイルやヘアピンなどを、子どもも手の届く下の方には歯ブラシやフロス、歯みがき粉を置いています。

ラックにはフックがあるので、100均のカーテンクリップを使って、歯みがき粉をつり下げ収納。なにかとものが引っかけられるフックは、思っていた以上に便利でした。

ちなみに、ラックの横のポリ袋はゴミを捨てるためのもの。以前は小さなゴミ箱を置いていましたが、マグネットクリップにミニサイズのポリ袋を引っかけて簡易ゴミ箱として使っています。

 

洗面台下に無印のストッカー。ヘアケアグッズや買い置きを収納

無印良品のストッカーにヘアケアグッズを収納

洗面台の下には無印良品の「ポリプロピレンストッカー」を。価格は3000円程度でした。リノベ前にキッチンで使っていたものをそのまま洗面台下収納に活用。キャスターを外し、洗面台下に入る高さに調整しています。

上段にはヘアケアグッズを収納。あまり使わないものは奥に、手前にはドライヤーを入れてすぐ取り出せるようにしています。

 

無印良品のストッカーに口腔ケアグッズを収納

下段には歯ブラシやフロス、電動歯ブラシの替えブラシなど、口腔ケアグッズを収納しています。

 

無印のパルプボードボックスにタオルや小物収納

無印良品のパルプボードボックスにタオルや小物収納

こちらのパルプボードボックスも無印良品のもの。今は販売されていないようですが、CDがぴったり入るサイズ感で、筆者ももともとCD収納に使用していました。

音楽を聴くツールも増え、もはやCDを聞かなくなった今。持っていたCDをほぼ手放し収納も必要なくなったので、この棚の仕切り板を外してタオルや小物類を収納しています。

ちなみに、棚の上に置いているワイヤーバスケットは3COINSのもの。ここにはマウスウォッシュやボディクリームなど、毎日使うこまごましたものを入れています。