夜、寝るときに布団が冷たくてなかなか寝つけない…という悩みはありませんか? 電気毛布もいいですが、電気代が気になります。
「電気のようなエネルギー源を使わずに暖まるものを探したところ、自分の体温で暖まる布団カバーを、ニトリで見つけました」と教えてくれたのは、ライフオーガナイザーの田川瑞枝さん。
使ってみた感想を詳しく教えてもらいました。
布団を変える必要なし!かけるだけで暖かいニトリの布団カバー
ニトリの「掛け布団カバー(ソフトライト)」(シングルサイズ 2769円+税)は、布団を変えることなく、カバーをつけるだけで暖まるというアイテム。
三菱ケミカルの「マイクロアルカリ繊維」という素材でつくられており、アクリル60%とレーヨン40%の混紡です。
特長は、「接触温感」と高い保湿性。
接触温感とは、物質に触れたときに温かく感じること。
熱伝導率が低いため、寒い環境で触れても温かく、寝具内の熱を逃さず持続してくれるので、「夜寝るときに布団に入ってヒヤッ」という状態を防いでくれます。
また、やわらかさが持続したり、菌の繁殖やにおいを抑えてくれる効果もあるようです。
これまでの冬の寝具というと、ボアやウールがメインでした。
暖かい半面、厚みや重みがありましたが、この「マイクロアルカリ繊維」はとても薄く軽いのです。
今まで使っていたカバーは、夏に買ったもので綿素材で重さが700gでした。
この「掛け布団カバー(ソフトライト)」は600g。たった100gの違いと思うかもしれませんが、とても軽く感じます。
早速、装着してみましょう。
このカバーは、従来あったヒモがスナップになっているので、外れにくくつけやすいのもポイント。
ただし、四隅の切れ目がないので、つけるときに時間がかかりました。一度つけてしまえば、ホコリの侵入が防げるのでいいですね。
布団カバーを変えただけで、そんなに温かさが変わるのか半信半疑でしたが、実際に使ってみると、その効果を実感できました。
じんわり温かく、なにより布団に入ったときのひんやりした感じがないのがうれしいです。
寝起き時も、暑すぎて汗をかくということもありませんでした。
電気のようなエネルギーを使うのではなく、エネルギー源が自分の体温というのもエコではないでしょうか。