春から夏にかけて1枚で着ても、インナーとしても役に立つTシャツ。そんなTシャツも選び方と着こなし次第でぐんと大人の色気をかもし出すことができます。そのコツを、スタイリストの山本あきこさんに伺いました。
すべての画像を見る(全3枚)Tシャツを選ぶポイント
さらりと無地のTシャツを着ているだけで、色っぽい人っていますよね? その理由はズバリ、Tシャツそのものの形や素材。Tシャツの選び方ですべてが決まるといっても過言ではありません。
●色気をつくり出す形と素材選びがキモ
大人の女性が選ぶべき形は、首元に深いアキがあるもの。30代になると、だれしも首下の肉が落ちてきて、鎖骨が骨ばってすらっときれいに見えてきますから、これを効果的に使いましょう。
画像のような深いUネックやVネックで深いアキがあるものを選べば、胸元がさりげなく見え、健康的なセクシーさをつくりだすことができます。さらに、素材はテロッとしたやわらかい素材のものを選ぶようにすると、色気も増します。
ちなみに、アラフォー世代が
上の画像のような首元のアキが少なく厚手の素材のTシャツを着ると、まるで体操着のようになってしまうのでNGですよ!
●色は白かグレーを選んで
Tシャツの色は白かグレーのどちらかにしておけば間違いありません。グレーは薄めのものがおすすめですが、汗じみが目立ちやすいのでワキにゆとりがある方がよいでしょう。袖もロールアップして着ることができるように、二の腕に余裕があるものを選んで。
それから、Tシャツは洗いざらしで着る人がほとんどだと思いますが、シワシワだとだらしなく見えがち。シャツと同じようにTシャツもアイロンをかけると、それだけでおしゃれ度がアップするので、ぜひ習慣にしてみてください。
足元はスニーカーではなく、きれいな靴を選んで
それでは、白Tシャツを使った大人っぽいコーディネートを紹介していきましょう。
Tシャツ×デニム×パーカーのシンプルなコーデは、ともすればカジュアルで手抜きな印象になりがち。大人の女性なら、足元にスニーカーではなく、つま先がとがったポインテッドトゥなど、きれいな靴を合わせましょう。パンプスを合わせることで、きれいめな雰囲気と華やかさを出すことができます。
バッグはパンプスの花柄にあるビビッドなピンク色を選ぶことで、全体の統一感も演出。もし、白いTシャツの変わりにグレーのTシャツを着るなら、パーカーではなくストライプのシャツを腰に巻いたりすると、大人の女性の落ち着いた雰囲気をつくり出すことができます。
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