洗う、干す、畳む…と、なにかと手間のかかる洗濯。寒さの厳しいこの時季は、とくにおっくうになりがちです。

ESSEが取材した篠田梓さんは、2人の子どもを育てながらフルタイムで勤務。家事を少しでもラクにするためにクローゼットの収納を見直したところ、洗濯にかかる時間や手間を大幅カットできるようになったのだそう。

そんな篠田さんが実践している、ワザありな収納システムを見せてもらいました。

クローゼットの収納をシンプルにすれば、夫も子どもも自然と洗濯に参加できる

すべての家事を妻がひとりでこなすのは、無理があるもの。篠田さんは家族の手を上手に借りることで、洗濯物を畳んだり、しまったりする手間を家族で分担。家事ストレスを軽減しています。そのためには、夫や子どもたちが使っても迷わないよう、使いやすさを最優先にしたクローゼットにしておくのが重要です。

●洗濯物はたたまない!クローゼットにかけるだけ

ウォークインクローゼット
洗濯物を取り込んだらそのままかけるだけ!
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クローゼットと洗濯のハンガーは共通に。畳まず、かけるだけなら夫もストレスなく服をしまえます。
「物干しから直接クローゼットにかけられるようになり、とてもラク。肌着類もハンガー収納にすればたたむ手間がいりません」

室内洗濯もの干し
洗濯物を干すのはリビングの一角です。衣類は使用頻度や季節で分散収納。アウターは玄関に。 季節外のものやあまり着ない服は、使っていない1階の部屋で管理しています。 ●子どもの身支度コーナーは子どもが自分でできる収納法に 上着はかけるだけ、パジャマはボックスに放り込むだけの簡単収納です。引き出しはイラストラベルをつけ、二男も出し入れができるように工夫。 「右が長男、左が二男のエリア。脱ぐと着替えるが1か所ででき、散らかりを防止できています」 無印良品のポリプロピレン収納の中は、組み立て式の仕切りを入れて靴下を1足ずつ入れられる仕組みにしています。 「1マス1足にすれば子どもも迷いません」 放り込むだけ収納なら、子どもでもパジャマを入れられます。 ●習い事は道具とカバンをセットで置けるように 着替えスペース横は、保育園リュックや長男の習い事のバッグ置き場にしています。 「帰ったら、引き出しの上の箱にプリントを入れ、バッグをもとの定位置に戻すまで子どもが自分でしてくれます」