●自己流家計簿と独自ルールで楽しく管理

家計簿
家計簿をつけるのはノートパソコンで。脇に置いているマルチボックスにレシートを貯めておき、気が向いた時にまとめて入力します
すべての画像を見る(全5枚)

岡田さんの家計簿はノートパソコンの中。家計簿アプリなどは使わず、表計算ソフトを使って自分なりにつくっています。

「仕事をしているから、家のお金と自分のお金と2系統あるんです。レシートをストックしておいて、数字をひろって入力していくの。出費ごとにお金の出どころもわかるようにしています。それに、ちょっとした節約や工夫をするとすぐ数字に表れるのもいいところ。なにが効果的だったか、すぐわかるので節約のしがいもあります」

・銀行口座は2系統に分けることで管理がシンプルに

銀行口座は2系統。
「家のお金」は貯蓄用口座と家計用口座のふたつ。
・貯蓄用口座は=手軽に出せないように、あえてキャッシュカードはつくらず!
・家計管理用口座は=ポイントが貯まりやすいように、いつも行くスーパー系のクレジットカードをここから引き落としに。

一方、「仕事&プライベートのお金」はひとつの口座にしてシンプルに管理しています。
もうひとつ、岡田さんのお金にまつわるユニークなルールがあります。それは「日々持ち歩くキャッシュは1000円だけ」と決めていること。

財布とお金
普段お財布に入れているのは1000円札1枚と、クレジットカードとPASMO(チャージ機能つき定期券)だけ! 家には封筒に1000円札を10枚入れておき、使うごとに補充します。

「お財布には1000円札1枚だけ! クレジットカードとPASMO(交通系プリペイドカード)にいくらかチャージしてあれば不安なことはありません」

いまどきの都内では、どうしても現金しか使えないところは少なくなりました。それでも現金のみ、と言われたときは「諦める」。そうやってお金を使わないようにセーブしているのです。

●夫婦ふたり暮らしの月の支出を公開

そんな岡田さんのざっくりとした月の支出(夫婦ふたり暮らし)は次のとおり。

【固定費】
住居費(家賃)150,000円
ガス代  2,000円 ※キッチンはIH使用
上下水道代(月額)5,000円
電気代 8,000円
通信費(電話・インターネット)12,000円
サブスクリプション(Netflix) 600円

固定費合計=177,600円(夫が負担)

【変動費】
食費 65,000円
交通費 6,000円(仕事の交通費は別)
ファッション・美容 15,000円
日用品 12,000円
交際費 10,000円(外食費をここに含めて計算)
医療費 15,000円(接骨院代・サプリ代・エステほか含む)
趣味娯楽費 12,700円(習い事の月謝、書籍代や映画など)

変動費=135,700円(予算150,000円 夫婦で負担)

支出合計=313,300円

そのほか、家具の持ち方を見直したり、身の回りをシンプル化する「捨て活ワザ」もたくさんあります。岡田さんの暮らしぶりを詳しくご紹介するムック『ゆとりある日々を過ごしている人の 素敵なお金の使い方』(扶桑社刊)が絶賛発売中。ほかにも5人の方々の暮らしぶり、月々の支出リストが大公開! 老後のお金についてのプロからのアドバイスも満載です!

 ほかのランキング記事を読む

50代からの毎日を応援する記事多数!「これからの暮らし by ESSEonline」はこちら