どこになにを入れるか決めておく

わが家は、2階に主寝室と子ども部屋を配置しました。そのため、今回紹介している1階のクローゼットは、あえて、必要最低限の広さにとどめています。

長女は2階に自分の部屋があるため、成長すればここを使わなくなる可能性も。だからこそ、最低限の広さで十分にものを収納できるような工夫をしたい、と家づくりの当初で考えていました。

 

アイデアノート
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ハウスメーカーから間取りの提案をされた時点で、筆者は、クローゼットになにを収納するかをリストアップ。寸法を見ながらどこにどのような収納用品を置き、そこになにを収納しようかを事前に決めました。

おかげで、引っ越しの荷づくり・荷解きともにとてもラク。実際に住んでから「こんなはずじゃなかった!」という後悔はありません。

ちなみに高さが180cmと200cmの2種類なのは、一般的な高さを設計士さんに聞いたうえで、自分で手を伸ばして取りやすい高さを考えて決めました。

 

決めすぎると負担、将来の変化にも対応しにくい

注文住宅を建てる場合、細かい要望を聞いてもらえることもあって、収納プランについて過剰なくらいあれこれ考えてしまうケースがあります。また、細部までこだわって決めすぎると、将来のライフスタイルの変化のハードルになってしまうことも。

収納が苦手な人への、整理収納アドバイザーとしての筆者のおすすめ。それは、「どこになにをどんなふうに収納すると使いやすい」ということだけ、ざっくりと決めること。そして、使ったり、しまったりするときの動線を短く(=出し入れしやすい)しておくことです。

負担にならない程度にプランを練って家づくりを楽しみましょう。