師走に入ると気になる「大掃除」。一日で全部やろう! とがんばりすぎず、できることから少しずつ始めてみませんか? カウンセラー・エッセイストの若松美穂さんが教えてくれました。

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年末の大掃除。大掃除はもういいや! という意見も増えていますが、「しようと思ったのに、あれもこれもできなかった」とモヤモヤした気持ちのままよりは、スッキリして年を越したいと思います。

年末までもう少しあるので、少しずつできることから進めてみませんか? もちろんがんばりすぎず、ラクをしつつ始めましょう。

 

●1:カビが気になるところに「ほったらかし漂白」

カビ取り
ほったらかしでカビ取り
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放置家事の代表。漂白材+キッチンペーパーで、漂白剤が流れ落ちるのを防ぎ、気になるところのカビを撃退。吹きかけさえすれば、放置時間にほかのことができるのがいいところです。

キッチンのシンクの際やドラム式洗濯機のゴム部分、お風呂の隙間部分などカビが気になるところに吹きかけてキッチンペーパーをペタリ。
表示されている放置時間のあと流し、水で濡らしたペーパーでふき取って、終了です。

塩素系漂白剤など「混ぜるな危険」の表示がある洗剤は、酸性のものと混ざると有毒ガスが発生します。クエン酸など酸性のものと混ぜるのはもちろん、酸性洗剤の直後に使うのも避けて。また洗剤のなかには、建材や設備機器によって使用できないものが含まれている場合があります。建材や設備機器の取扱説明書、また洗剤の注意書きを確認してから試用してください。各種洗剤を使用する際は、ゴム手袋などを着用してください。

 

●2:1年に1度の「洗濯槽クリーナー」

洗濯機洗剤

わが家が定期的にするのが、洗濯機の掃除。以前、洗濯機の不具合を見ていただいた際、メーカー専用の洗剤をおすすめされました。電気屋さんで購入して毎年掃除をしています。1年に1度これをすると、洗濯物の嫌な匂いがまったくしなくなります。

掃除中は洗濯機が使えなので、寝る前や出かける前にセッティング。手間は最初の手順だけなので、始まってしまえば放置しておくことが可能です。

 

●3:捨てる前に「ヘタったタオルや靴下」も掃除に使う

キッチンクロス

ヘタってきたタオルやキッチンクロス、靴下を掃除に使う。汚れたら捨てる。「今日はこの1枚が汚くなるまで掃除する」と決めて始めることがあります。靴下は手が入るので、細かい所の掃除にも向いています。

布類は、捨てるきっかけがなくて…という場合もあるので、掃除が、物を手放すいいきっかけになるかもしれません。