年末の大掃除の時期は、もうすぐそこ。洗面所の大掃除を少しでもラクにするために、また、死蔵しているものを整理するために、置きっぱなしになっている試供品の整理をしましょう。今年中に使いきってしまえば、スッキリとした新年を迎えることができます。収納のプロ、ライフオーガナイザーの田川瑞枝さんが、化粧品の試供品を例に使いきりのためのアイデアを紹介します。
すべての画像を見る(全11枚)引き出しに入れただけでは、試供品は使いきれない
洗面所は、それほど広いわけでもないのに、なにかとものが多くて、掃除が大変な場所。少しでも、ものを減らせたらいいですね。
お店で、ついもらってしまう試供品。旅行などで「いつか使うかも」と、洗面所の引き出しにたくさんキープしている人も多いのではないでしょうか。筆者もそのひとり。スッキリとした来年を迎えるためにも、今、使いましょう。
今使うためには、引き出しから出しておくのも手。ちなみに、筆者はこれまでは、引き出しの中に専用の場所を用意し、試供品をためていました。もらっては、ポイッと入れていただけ。これでは、なにが入っているのか、パッと見ても把握できません。
いざ使おうとしても、どれを使っていいのかわからず、ガサゴソ探してしまいます。時間のムダに。そこで、年末に向けて一定期間だけ、試供品を使いきるためのシステムをつくってみることに。
あらかじめセットにするなどして、使いやすい工夫を
化粧水、美容液など、なにがいくつあるのか、まずはすべての試供品を確認するところから始めます。2個セットでつながっているものは、最初にバラしておくのがコツ。
「化粧水&乳液」「化粧水&クリーム」のように、一緒に使うものをセットにします。セット数が把握できると、何日で消費できるかがわかります。
取り出しやすいようにクリップでとめて、セットにしました。使う際は、その1セットを取るだけ。これがもしバラバラだったら、その都度組み合わせを考えなければならず、時間がかかります。
「朝用」「夜用」の指定があるものは、それも注意して分けておきましょう。