今までありそうでなかった、無印良品のファイルボックス用のフタ。家じゅうの収納に使えるファイルボックスが、さらに便利になると話題です。

さっそく愛用しているという、整理収納アドバイザーの清水幸子さんに、使いこなし法を聞きました。

無印良品「キャスターもつけられるフタ」は全部で4種類

フタを導入すると、丸見えだったファイルボックスの中身を隠し、ホコリを防ぐことができます。
ファイルボックス同士をスタッキングすることもでき、さらに別売りのキャスターをつければキャスター台にもなる優れもの。

フタ
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「キャスターもつけられるフタ」は幅が10cmと15cmの2タイプ、それぞれカラーが「クリア」「ホワイトグレー」の2色。「ファイルボックススタンダードタイプ」と組み合わせて使用できます。写真にはありませんが、幅25cmのさらに大きなタイプも。

キャスター

別売りのキャスターをつければキャスターつきの台に変身。キャスターをフタの裏の穴に差し込むだけなので、簡単に取りつけられます。

スタッキング

ファイルボックス同士の間にフタをはさむようにすれば、重ね置きが可能に。縦に長い場所の収納に重宝します。

●トイレのゴミ入れ、消臭スプレー置きに

トイレ

ここからは具体的な活用法をご紹介します。

限られた空間でありながら、なるべく広々と使いたいトイレ。フタにキャスターをつけ、ゴミ入れと消臭スプレーを置いて使っています。キャスターつきなら掃除のときにさっと引いて移動できるから便利。

めんどうなトイレ掃除がラクになりましたし、見た目のすっきり感と、必要なものをまとめられているのがお気に入りポイント。

●トイレットペーパー入れとして

トイレットペーパー収納

ファイルボックススタンダードタイプ(10cm幅)には、普段使っているトイレットペーパー6つがぴったり入ります。フタのおかげでトイレの中でも清潔に保管しておけるようになりました。

●紙ごみの一時置き場に

紙ごみ置き場

紙ゴミの回収日までの一時保管にキャスターをつけたフタとファイルボックスのコンビが便利。玄関をはくときもキャスターつきなので移動がラクです。

シンプルなデザインなので玄関になじみますし、重い紙類の置き場ができて満足です。

●ハンディークリーナー収納

掃除機収納

ファイルボックススタンダードタイプとキャスターつきのフタを組み合わせればハンディークリーナーを充電しながら収納できます。

普段はクリーナーが見えないようファイルボックスごと背を向けて置き、使うときだけくるっとひっくり返します。

●リモコン収納

リモコン収納

リモコンはよく手に取るものだからこそ、しっかりと管理をしておきたいもの。でも、定位置を決めていても家族がリモコンを使うたびに移動しがち。それならリモコンを収納しているケースごと動かしてみましょう。

使ったのは「ポリプロピレン収納キャリーボックス・ワイド」とフタを2つ、キャスター、ファイルボックススタンダード・ワイド・1/2タイプです。

キャリーボックスは6つのスペースに分かれているので、それぞれのスペースにテレビ、エアコンなどのリモコンを入れています。普段はテレビ周りに置き、テレビを見ているときは座っている場所の近くに移動。

フタでファイルボックスと連結し、下のファイルボックスには綿棒などの衛生用品や、健康グッズ、DVDなどテレビを見ながら使うものを収納すると便利です。

●紙もの収納

雑誌収納

ファイルボックスに雑誌を入れればミニ本棚に。キャスターをつければ雑誌が入った重たいボックスも軽々移動できます。

書類収納

こちらは書類や子どもの勉強道具などを入れています。移動できるので、使うときだけデスク下から引き出すことが可能です。

●オモチャ収納

オモチャ

ファイルボックスにキャスターをつければ、子どもでも簡単に動かせるオモチャ箱に。普段は子ども部屋や押し入れ・クローゼットに収納し、遊ぶときだけリビングに移動も可能です。

キャスターのおかげで、子どもが自分で元の場所に戻してくれるのがうれしい。

●ハンガー収納

ハンガー収納

ファイルボックスにハンガーを、「ファイルボックス用ポケット」に洗濯バサミを収納。

ハンガー

一緒に使うものをセットにすれば、作業する場所までこのまま運べ、作業の効率化につながります。

「ファイルボックス用キャスターもつけられるフタ」は、定番のファイルボックスの活用の幅が広がる便利なアイテム。

フタをしてホコリ防止に、ファイルボックス同士をスタッキング、キャスターをつけてラクラク移動と使い方はさまざま。ぜひ試してみてください!