時短調理を可能にしてくれるスチームオーブン、専用アプリからレシピを送信すれば本格的な調理が簡単につくれるガスコンロ…。キッチン回り設備機器は日々進化しています。採用すればキッチン仕事がラクになる、時短につながる設備機器。そのなかでも、とくにスタイリッシュなデザインの商品を、編集部がピックアップしてみました。
すべての画像を見る(全8枚)スチームとコンベクションのコラボで美味しい料理を手早く調理
●GAGGENAU(ガゲナウ)「ビルトインスチームオーブン」
温度を30~230℃の間で設定でき、湿度は5段階設定が可能。水蒸気が庫内に密封され、食品の水分を逃しません。加熱された水蒸気は食品全体に素早く熱を伝えるため、調理の時短にも。「ミートセンサー」機能を使えば、ローストしている食材の内部温度を正確に測定して、完璧な焼け具合に仕上げます。
給水・排水タンクが装備されているので、水道への接続は必要ありません。庫内の汚れを取り除き、乾燥もできる「自動洗浄プログラム」などお手入れを簡単にする機能も多彩。
DATA:W590×D582×H455㎜/126万5000円
レシピを選んで送信するだけでプロの味がつくれるオート調理
●リンナイ「DELICIA(デリシア)」
洗練されたデザインと使いやすさで人気のガスコンロ。食のプロが監修した豊富なレシピと調理サポート機能がそろう専用アプリ「+R RECIPE」を使い、スマートフォンからデリシアにレシピを送信することで、本格的な料理も簡単に。別売りの万能鍋「ザ・ココット」や「ココットプレート」を使えば、さらに多彩な調理が楽しめます。
大きな鍋を置いても安定する大型ごとくは、耐久性のあるピュアステンレス性。ドイツ・ショット社のガラスを用いたトップパネルは、選べる全7色をそろえています。
DATA:W596×D541×H269㎜/43万6590円
時短調理を可能にする多彩な機能が満載
●ノーリツ「PROGRE(プログレ)」
マルチグリルを搭載したガスビルトインコンロのプログレに、業界初「ごはん早炊きモード」と、食材の栄養を逃さない「無水調理モード」が追加。「ごはん早炊きモード」は1合約20分で炊飯。「無水調理モード」は、付属のキャセロールに食材を入れて無水調理モードを選ぶだけでおいしく調理できます。
マルチグリルで使うプレートパンも「波型プレートパンLグラネ」に一新。魚の身のふっくら感を残しつつ、こんがりと焼き上げます。
DATA:天板75㎝タイプ W735×D596×H271㎜/35万4310円~
優美なキッチンをかなえる4タイプが新発売
●Miele(ミーレ)「IHクッキングヒーターKM 7000シリーズ」
ステンレス製フレームがあるタイプ、フレームがなくカウンタートップにフラットに設置できるタイプなど、洗練されたキッチンをつくる4機種が登場。2つの調理ゾーンを組み合わせることで、楕円形や長方形のキャセロール、大きな鍋などさまざまな調理器具の使用が可能なPowerFlexを3機種に搭載。
DATA:KM 7564 FL(写真) W620×D520㎜/41万8000円
天然のクォーツを使用した美しく堅牢なシンク
●hansgrohe(ハンスグローエ)「キッチンシンク S510-U660」
グラナイト(花崗岩)のもっともかたい成分である天然のクォーツ(石英)を約80%使用した、高純度で堅牢なシンク。素材感を最大限に生かすストーンフィニッシュ加工で、上質感を高めています。カラーは、漆黒のグラファイトブラックと清潔感あふれるアルパインホワイトの2種、サイズは2タイプあり。
写真はグラファイトブラック。幅は660㎜と450㎜の2サイズから選択が可能です。ダブルシンクのコーディネートもでき、ライフスタイルに合わせた使いやすいシンクが整います。
DATA:W660・450×D400㎜/11万4070円(排水栓は別途)日本限定モデルの大型排水口φ180もあります
庫内全体を見渡せる国内唯一のフロントオープン
●リンナイ「フロントオープン食器洗い乾燥機 RKWシリーズ」
洗い物の出し入れがしやすいフロントオープン。日本のキッチン仕様に合わせた45㎝幅ですが66Lの大容量なので、食器から調理器具までまとめ洗いができます。上下2段のカゴを別々にスライドでき、上下のダブル洗浄で隅々まで洗浄。国内生産だから、設置後の修理対応なども安心です。
庫内全体を見渡せて、食器や調理器具をストレスなく配置できるフロントオープン。手洗いに比べて水の使用量が少なく、使用料金も節約できるという暮らしにやさしい食洗機。
DATA:W448×D564×H755~855㎜/22万8690円