紙類以外にもいろんなものの収納に使えると評判のファイルボックス。
ただしプラスチック製のものは、汚れたら洗える反面、お手入れの手間がかかるともいえます。

ライフオーガナイザーの森下純子さんは、無印良品の紙製の横型ファイルボックスを、さまざまな生活シーンで使っているそう。
なぜあえて紙製なのか、詳しく伺いました。

紙製ボックス

収納に便利なファイルボックスは、あえて紙製を選ぶ

私がおすすめする収納グッズはファイルボックス。半透明なものなどプラスチック製のものが人気ですが、あえて紙製を選んでいます。
その理由は、軽くて扱いやすいこと、使わないときは折りたたんでおけること、そして洗う手間もなく、お値段もお安く気軽に使えること。

段ボール素材で丈夫

愛用しているのは、無印良品の「ワンタッチで組み立てられるダンボールファイルボックス・5枚組」(税込890円)。段ボール素材で丈夫です。

バッグや防災グッズ、お弁当箱、調味料や洗剤、タオル、トイレットペーパーからスリッパ、お鍋までなんでも入るすぐれもので、キッチンやクローゼット、押し入れなど家じゅうのさまざまな場所で活躍。

通常のクラフト色のほか、黒に近い「ダークグレー」も。色をそろえるとすっきりと見え、スタイリッシュな空間になります。

●紙製ボックスの替えどきを検証してみた

キッチン収納

紙製ボックスはキッチンのフライパン収納スペースにも最適。以前は、プラスチック製を使っていたのですが、油汚れが気になって、年に何回か洗っていました。

お掃除が苦手な私は引き出しをあけて汚れを見るたび、汚れが気になってプレッシャーを抱えていましたが、フライパン収納を紙製に変えたことで、汚れたら買い替えればいい! という気楽さを手に入れました。

検証した結果、1年に1回程度で買い替えればいいサイクルに。5組セットで890円、1個178円なので、プラスチックのファイルボックスなら4〜5年使うのと同じ感覚。毎回汚れたファイルボックスをお手入れするより、手間がなく便利です。

●カットもできる!使い方も自由自在な紙製ボックス

紙ボックスカット

紙製なのでカットできるのも便利です。たとえば、フランパンの持ち手の部分が引き出しに引っかかる場合は、切って使うこともできます。
配線ボックスとしても穴を配線の大きさにカットして使っても便利ですね。

紙ボックスフライパン

扱いやすく、気軽に使える紙製ボックス。次回買い換えるときの選択肢に加えてみてください。