数が少なくても使いまわしが利く食器といえば、白くて無地のシンプルなもの。流行のミニマムな暮らしにもぴったりで、合理的であることは間違いありません。

「しかし、カラフルで華やかな絵皿にもシンプルな器に負けない魅力があります」と語るのは、ESSEが注目する料理ブロガーで、洗練されたテーブルコーディネートに定評のあるぶち猫さん。
ここでは、華やかな絵皿の使いこなし方を教えてもらいました。

絵皿の使いこなし方
1枚で絵になる絵皿があると、食卓が華やかになります
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意外と使いやすい!華やかな絵皿があるだけでいつもと違う食卓に

多色使いの華やかな絵皿というと、どんな場面でなにと合わせて使ったらいいのかわからないという話をよく聞きますが、百聞は一見にしかず。
実際に使ってみると、華やかな絵皿は想像しているよりも、ずっと日常生活に使いやすいものです。それでいて、器自体の魅力と迫力で、毎日の食卓を華やかに彩ってくれる優れものなのです。

冷奴にしょうゆ麹のタレと黒ゴマをふりかけた副菜

華やかな絵皿のいちばん簡単な使い方は、シンプルな料理を盛りつけること。

写真は、冷奴にしょうゆ麹のタレと黒ゴマをふりかけた副菜。

ベースの小皿は、モダンでカラフルな九谷焼ですが、ごくシンプルな料理であれば、器の色合いとの相性を気にする必要はありません。

むしろ、簡単なおかずでも華やかな器に盛りつけるだけでおしゃれな雰囲気になるというおトク感があります。

カニ脚

もう1つの使い方は、食材と器の色合いを統一すること。

写真は、カニ脚をバターでソテーしたものです。華やかな赤絵の器にカニの赤が映えます。

食材と器の間に、笹の葉や和紙などを敷いて無地の部分をつくるのも、絵皿を使いこなすテクニックのひとつです。

残り物を炒め合わせたおかず

しかし、そんなに難しく考えなくても、単に冷蔵庫の残り物を炒め合わせたおかずを大胆に盛りつけても、意外とバランスが取れてしまうのが絵皿のいいところ。

食卓全体でみると、メインの色合いを統一するとバランスが取りやすくなります。

この写真では、メインの器に合わせて、小鉢や箸置きも藍色にそろえて統一感を出しました。偶然ですが、炒め物に入れたパプリカの赤が藍色と補色になってアクセントになっていますね。

華やかな大皿

華やかな大皿には、思いきって華やかな料理を盛りつけてしまうのも手です。

写真は、金彩がちりばめられた有田焼の華やかな大皿に、キンカンや紫タマネギ、スライスアーモンドを散らしたサラダを盛りつけてみました。

さほど手のかかった料理ではありませんが、華やかな色合いが絵皿との相乗効果でより引き立てられて、ホームパーティーの一皿としても活躍しそうです。

和菓子とも相性がいい

色合いの華やかな小皿は和菓子とも相性がいいです。

たとえば、大福もち。カラフルな器に白いおもちが映えて、かわいらしくもおいしそうな演出になります。

日常的なお総菜

華やかな色柄の大鉢も見ているだけでは使いどころに迷いそうですが、実際は、肉じゃがのような日常的なお総菜を大胆に盛りつけても、十分に使いこなせます。

写真は二人分ですが、いつものお惣菜がちょっと豪華でぜいたくに見るのもいいところ。こちらもホームパーティーで提供したら華やかで喜ばれそうです。

食卓全体のコーディネートとしては、ほかの器を単色や大人しい色柄に統一することで、主役と脇役のメリハリをつけてみました。

●北欧のカラフルな絵皿を活用する

北欧のカラフルな絵皿

こちらでは、以前にもご紹介した、北欧の絵皿を集めてみました。

和食器の絵皿とはまた異なる雰囲気で、よりはっきりとイラストレーションが描かれているところが魅力でもあり、使い方をちょっと難しく感じるポイントでもあります。

しかし、これも思いきって使ってみれば、そう難しいことはない器です。

取り皿として使う

いちばん使いやすい方法は、無地の器と組み合わせて取り皿として使うことです。

写真は自家製のピザをつくったときのもの。単なるピザの取り皿ですが、器に描かれたイラストレーションのかわいさにテンションが上がります。

ワンプレートの朝ごはん

また、大胆な柄物の北欧食器の使い道としては、ワンプレートの朝ごはんもおすすめです。

軽くトーストしたおいしいパンに、目玉焼きとベーコン。冷蔵庫の残り野菜のソテー。

そんな定番メニューでも、モダンな絵皿の上に盛りつけるだけで、ちょっとこじゃれた雰囲気になるのが絵皿の効果です。

シンプルな朝ご飯

もっとシンプルな朝ご飯。はちみつ塩バタートースト、コーヒー添えです。大胆な柄の大皿の上に、印象的な小さめのコーヒーカップと、カリッと焼けたはちみつ塩バタートーストをのせるだけ。

モダンな器を使ってシンプルな朝ご飯をより楽しむための提案です。

ハンバーグ

もちろん北欧の絵皿はメイン料理にも使えます。写真はハンバーグとつけ合わせのベイクドポテト、ニンジングラッセに、焼いた菜の花。

華やかな柄の器ですが、メイン食材の色を器のメインカラーに合わせることでチグハグ感なくまとめられたと思います。食卓全体でもトーンを抑えめにしたことで統一感が出ています。

おやつ用

個人的には、北欧の絵皿のいちばん好きな使い道はおやつ用です。

このカラフルでかわいらしい器の上においしそうなお菓子を並べるのは心躍るものです。

好きなお菓子を少しずつ。食欲の秋のさなか、かわいいティータイムにカラフルな北欧の絵皿はいかがでしょうか。