日本では5組に1組が不妊に悩み、50万人近くが不妊治療を受けていると言われています。 イラストレーターのオヨネさんもかつて、その1人でした。 今回は、立ち会い出産に遅れた夫のお話です。
立ち会い出産できなかった夫<オヨネの妊活いばら道23>
今までセックスレス、多嚢胞性卵巣症候群、精子の動きが弱い…など様々な困難を乗り越えやっとの思いで妊娠。マタニティーライフもなんとか終えてついに陣痛が!
立ち会い出産を希望していたのですが、陣痛の進みが早すぎてメガネ(夫)に連絡できていなかった私。
分娩台の上から必死の形相で家にいるメガネ(夫)に連絡したものの、待てど暮らせど産院に来ない…。
我慢の限界に達した私は、立ち会いなしで今すぐに産みたいと決断しました。
子どもが少し小さめだったのもあり、何度かのイキみでついに赤ちゃん爆誕!
ホニャーと元気な産声を上げてくれました。
会いたくて会いたくて仕方なかった自分の子どもとの対面に感動しつつ、アドレナリン大放出で謎のハイテンションに。
●夫が遅れて到着。登場するなり咳き込みます
付き添いで来てくれていた実母に写真を撮ってもらっているとメガネ(夫)がやっと到着しました。
子どもが生まれてから5分~10分たったところだと思います。
メガネ(夫)は産院に着いたらもう産まれてた~的な感じで、私の痛みや必死の苦労も全然わからないまま父親になったのでした。解せぬ。
そして登場するや否や思いっきり咳き込むメガネ(夫)。うわ…最悪や。
もうすぐ生まれるからあれだけ体調管理よろしくと伝えていたのに、風邪を引いていたんです。
コロナが流行る数年前だったのでなんとか分娩室に入れましたが、今だったら完全にアウトだぞ…。