道路から、ベランダの洗濯物が丸見えになるのは避けたいもの。家づくりの際は、インナーバルコニーをつくり、目隠しをするという手があります。3年ほど前に家を建てた日刊住まいライターは、この方法でプライバシーを確保しました。外出中に雨が降っても安心。強い風の日も洗濯物が飛ばされることもありません。さらに外観もおしゃれ度もアップ。さっそくレポートします。

縦格子のあるインナーバルコニーの外観
インナーバルコニーに縦格子の目隠しを取りつけた筆者の家
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インナーバルコニーのプライバシーを確保したい!

インナーバルコニーの内側の様子

筆者は約3年前に注文住宅を建てました。自宅は、日あたりのよい南側が歩道に。それほど大きな道ではありませんが、大きな道路への抜け道となっているため、毎日多くの人が家の前を行き来します。

そのことを考慮して生活の中心であるLDKは、視線が合わない2階に。そして1階は、道路側を閉じて個室と水回りをプランしました。

また、洗濯物を干す場所として、日あたりのよい2階の南側にインナーバルコニーを配置。しかし、この場所は下を通る人の目にさらされる可能性が。そこで木製の縦格子を取りつけ、プライバシーを確保。外から洗濯物が見えにくいように工夫したのです。

 

インナーバルコニーと縦格子で急な雨も安心

縦格子を取りつけたことでのいちばんのメリットは、インナーバルコニーに干してあるものが外から見えにくいところ。下着なども隠せるので、安心。プライバシーの保護に役立っています。

 

縦格子の幅

縦格子の間は、指が1本入るくらいの細かい棒状。外から洗濯物をはっきり見ることはできません。

インナーバルコニーと縦格子があることによって、急な雨でも洗濯物が濡れるのも、ある程度防げています。強い風で洗濯物が飛ばされる心配もないので安心。取りつけてよかった、と実感しています。

 

温かみのある外観

また、木製の縦格子を使っているため汚れも目立ちにくく、温かみのある外観に。縦格子のすき間から、木漏れ日のように光が差してくる感じもお気に入りです。