収納のなかでもやっかいなのが、衣類の収納。わかりやすく取り出しやすい収納を実現すれば、身支度の際の時短につながります。
整理収納アドバイザーでインスタグラマーのshiroiro.homeさんによると、クローゼットをすっきりさせるには、無印良品のソフトボックスが便利だそう。詳しく伺いました。
急に洋服が必要になったとき、無印良品のソフトボックスの価値がわかります!
わが家では、クローゼットにはシーズンの洋服を入れていますが、シーズンオフの衣類をどうにかすっきり収納したいと思い、試行錯誤してきました。
プラスチックタイプの衣装ケースや流行の段ボールケースに入れたこともありましたが、なかなかしっくりこなくて…。
そこで辿りついたのが、無印良品のソフトボックス。これが衣類の収納にぴったりだったんです。
ポリエステル、綿、麻をミックスした素材でできています。
やわらかく、使わないときは折りたたむこともできますが、通常時は箱の形を維持して自立。ジッパー式のフタがついたものと、フタがなく、ものをポンポンと入れられるタイプのものがあります。
私がこのソフトボックスが衣類の収納に便利だと感じるポイントを、ひとつずつ解説していきます。
●1.やわらかいから周りのものを傷つけない
洋服って1枚1枚は軽くても、まとまると重みがあるもの。
洋服をいっぱいにつめた固い素材の箱を、うっかり落としてしまったところを想像してみてください。ケガをしたり、床に傷がついたりしてしまいますよね。
でもソフトボックスなら被害は最小限に抑えられます。
気候の変化や行事などで、普段使わない洋服を急に取り出すような場面でも、ケガの心配がないのは大きなメリットだと思います。
●2.もうちょっと入れたい!をかなえてくれる
段ボールやプラスチックのケースにはないメリットがもうひとつ。こういった固いケースには洋服を入れていって、ぎゅうぎゅうになってしまったとき、フタが閉まらなかったり、浮いてしまうことがあります。
でも、ソフトボックスなら少しモコッと膨らんでも、ジッパーを閉めて解決することがほとんど。「もうちょっと入れたい」を叶えてくれる優秀な収納アイテムなんです。
もちろん、ぎゅうぎゅうにならないように量を調節することが大事ですが、「フタが閉まらない…」というストレスをある程度回避できるのはうれしいですよね。
●3.サイズ展開が豊富!収納のスペースに合わせて選べるのがうれしい
このソフトボックスは形やサイズの種類がとても豊富。高さと奥行きが同じで幅がハーフサイズのものが売られているなど、収納場所や収納するものの量に合わせてアイテムをそろえやすいのがうれしい。
私がシーズンオフの衣類を収納しているのは「ポリエステル綿麻混・ソフトボックス・フタ式・L」(幅35×奥行き35×高さ32cm ¥1791)というもの。これなら写真のとおり、衣類を2列で収納できます。高さも32cmと大容量。フタがついているからホコリも入りません。
ちなみに、フタなしのタイプを使用頻度低めの衣類の収納に使用しています。「ポリエステル綿麻混・ソフトボックス・角型・小」(幅35×奥行き35×高さ16cm ¥1190)のなかにさらに収納ボックスを入れて区切り2列に。フタなしなので取り出しやすい上、中身が見えるので毎日着るほどではない衣類も存在を忘れずにコーディネートに組み込めています。
●4.タグをつければ完璧!
ソフトボックスはジッパーでフタをしておけば見た目もすっきり。風合いもよくて気に入っているデザインですが、どこになにが入っているかが外からはわかりません。
いざ中の衣類が必要になったとき手をつっこんで掘り出す、なんてことにならないように、持ち手のところにタグをつけて、なにが入っているか書いておきましょう。
私はセリアのラッピングコーナーで見つけた「荷タグ」に麻紐つけたアレンジを加えたタグを使用しています。
ソフトボックスはやわらかいのにしっかりしている、とても魅力的な素材でできたアイテムです。ぜひ活用してみてくださいね!
※ソフトボックスを棚などの上に置く際には棚の耐荷重に注意し、また地震の際などに落下してケガをしない場所を選びましょう