バブリーキャラでおなじみの平野ノラさん。元汚部屋出身だった過去から一転、今はすっきりした部屋に夫と娘と暮らし、片づけ本を出すほどの片づけ達人に。そんなノラさんが、片づけられない読者のお悩みをバブリーに解決します!

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使い終わったもの、生まれてくる作品。すべてを整理整頓するには無理がある!

平野ノラさん
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今回のテーマは、手放しづらい子どもの思い出の品。ハッピーな手放し方を教えていただきました。

●今月のお悩み「子どもの思い出をどう整理すればいい?」

読者からのお悩み

「使わないオモチャ、着ないけど下の子に取っておくための子ども服、使わなくなった教科書、過去の作品など、どう整理整頓すればいいかわからず、とりあえず置いてあるので、ものが多く感じます」(モコモコさん・37歳・群馬県・夫と長男、次男、三男の5人家族)

わかります! 自分のものなら手離しやすくても、愛しのわが子が学んだ教科書や作品は、なかなか片づけられませんね。しかも、ただの落書きも、親の目から見たら、おったまげ~! ピカソ級の作品に見えたりしてね(笑)。
でも、思い出は形がないとダメですか? 本当はものでなく、体験や思い出こそ1番の価値があるものです。思い出のもので家が圧迫され、今が暮らしにくいのは本末転倒ゲロゲロだゾ!

●大切に愛でられる量に絞り込んで、手離す時はハッピー儀式を!

箱の中

(1) まずは作品を飾る&保管する「スペースと枠」を決める

各ご自宅の広さや収納によりますが、自身が大切に管理できる作品の量とスペースを決めます。箱○個分でもいいですし、棚の上の限られたスペースや壁の一画を使ってギャラリーのように飾ってもいいですね。
とにかく、ここに収まらない分は手離すという、ルールと定位置をつくります。あとは一時待機BOXもあると便利です。

(2) 実際に、子どもと一緒に残す作品について話しながら選び抜く

子ども自身は未練なく手離せるけれど、案外ママが捨てられないってあるあるですよね(笑)。大切に残したい! と思う以外に迷うものは、お子さんに作品を持たせて、写真に残すのもおすすめです。
手離すことをネガティブなこととせず、作品についてお子さんと話したり、よくできたねとほめたりしながら、手放すことを子どもとの「ハッピー儀式」にしちゃいましょう!