増えがちな食器。安いから、かわいいからと買ったり、引き出物などでもらったり。デザインが気に入っているなら割れない限り処分しないし、使っていない食器が増える一方です。 アラフィフ夫婦ふたり暮らしのミニマリスト・本多めぐさんに、食器を減らすコツを伺いました。
ものを減らすことは、未来の自分への助けとなります
食器は増えていく傾向があります。一人暮らしを始めたときや、結婚したとき、また子どもができたときにも必要になり買いたします。贈答品でいただくこともありますね。
増えるのは簡単で、割らない限り減らすのは難しい。そんな食器類を減らすコツを紹介します。
●家族の人数分以上の食器って、本当に必要?
わが家はアラフィフ夫婦ふたり暮らし。食器は少なめです。新婚のときに食器棚を買いましたが、今や食器棚の半分しか使っていません。理由は、食事量が減って大皿を使わなくなったり、贈答品で使わない皿を処分したり。なにより、そもそも「ふたり暮らしで使う以上の食器を持っていた」ためです。
グラスやコップ類は大幅に減らしました。たとえば5個セットで購入したお客様用のグラスは、めったに来客がないため2個だけに。
また使う頻度の低いコップも処分。洗いにくい形のコップや、スープ用マグカップなどの出番が少ないものは減らしました。
お皿も厳選しました。たとえば魚用の細長い皿、グラタン用皿など「あれば便利だけれど用途が限られた皿」は処分。魚は丸い皿に盛ればよいし、グラタンはアルミホイルで適当に容器をつくって焼いています。
●現在の食器棚の様子。上半分はがらーんとしています
すべての画像を見る(全3枚)食器を厳選したら、食器棚は半分しか使わない状態になりました。よく使う食器はキッチン内に移し、重たいものは食器棚下の引き出しへ収納。
食器棚の買い替えも考えましたが、中段に電子レンジとケトルを置いてあり、下半分は使っているので、とりあえずこのままにしています。買い替えるとお金がかかるので、次の引っ越しの際に、引っ越し先の環境に合わせて決めようと思います。
なにせアラフィフ夫婦なので、次の引っ越し先は老人向けマンションかもしれません。また親の実家があるため、実家に住むなら家具が余る可能性も。などいろいろ考え、今のところは現状維持です。