アイデア次第でさまざまな使い方ができる100均の収納アイテム。なんと今回、8通りもの使い方ができる超有能なアイテムが見つかりました。

それは、2つのパーツからなる傘立て。マグネットつきなのであちこちにつけられ、動線に沿って目につく収納が可能になります。
整理収納アドバイザーでインスタグラマーのshiroiro.homeさんに、使い方を細かく教えていただきました。

デッドスペースの活用に、100円ショップのマグネットタイプの傘立てが便利!

100円ショップの「マグネット傘立て」は、傘立てとしてはもちろんのこと、ほかにもさまざまな使いみちがあり、わが家で大活躍しているアイテム。

この傘立て、2つのパーツを組み合わせてできています。傘の先端を支える受け皿のような部分(以後パーツA)と、倒れないように傘の上部を支えるリング状の部分(以後パーツB)。組み合わせて使うのはもちろん、片方だけでも。
ここでは、8通りの収納法をひとつずつ紹介していきます。

●1.文房具収納

文房具
爪切りやメモなどちょい置きしがちなものをひとまとめに!
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日々の生活でよく使うもの(ペン・ハサミ・爪切り・メモ用紙)をひとまとめにしてはっています。

ポイントは、爪切りをはさんで収納できるところ。ハサミやペンに比べて長さが短い爪切りは、一緒に入れるとケースの中で埋もれてしまいがち。
ストレスなくそれぞれのものを取り出すことができることを考えて収納すると、時短につながります。

●2.ハンガーかけ

ハンガー

洗濯機の横の狭いスペースに、パーツBを穴を横に向けるようにしてはりつけ、数本のハンガーを収納しています。
洗面所で手洗いした洋服を1枚だけ洗面スペースで干すときなどに、さっとハンガーを取り出すことができて便利です。

●3.アクセサリーの一時置き

アクセサリー

アクセサリーは帰ったらすぐに外すようにしているのですが、バタバタしているとお風呂に入る直前に「あれ、外すの忘れちゃった…」と気づくこともしばしば。

細くてきゃしゃなネックレスだと、定位置に置かないとどこかにまぎれてしまったり、あわてて洗面台上などに置いたせいでスルッと落ちてなくなってしまったり、絡まってしまったりしてしまいます。

そんなことを避けるために、一時的なアクセサリー置き場としてパーツAをお風呂場近くに設置しておくと便利で安心。

わが家は、お風呂の出入り口のすぐ横に洗濯機があるのでペタッとしておくこともあります。

●4.ヘアアイロン収納

ヘアアイロン

ヘアアイロンは洗面所のもののなかでは長さがあり、コードもかさばってやっかい。

そんなヘアアイロンも、引出しにしまうことなく、はって立てて収納することで、アクション数が少なくなります。

出し入れをするときの安定感を出すためにも、パーツBをふたつ使って強度を高めるのもオススメ。

とくに重たいものを収納する際には、部品を2つ重ねにして強度の様子見をするのもいいですね。

●5.ラップ収納

ラップ

冷蔵庫横にこんな風にラップを置くと、取り出しやすく使いやすい収納に。

●6.帽子かけ

帽子

パーツBを子どもたちの通学の帽子かけとして、ピンチと一緒に使っています。玄関にはっておくと忘れることなく便利です。

帰ってきて帽子を玄関にかけて、朝行くときは玄関で被って通学するという、家の中まで帽子を持ち込まないというスタイルにしたら、とてもスムーズに準備ができるようになりました。

●7.スプレー置き場

日焼け止め

夏場、出かけるときに忘れたくないのが日焼け対策。うっかり忘れて出かけてしまい、後悔したことも。

そこで、この見える収納法に改善。
玄関の扉にペタッと日焼け止めスプレーをはっておくことで、忙しいときでも必ず目にすることができ、スプレーし忘れがなくなりました。

一方、出しっぱなしにしておく収納は便利な分、生活感がでてしまいがちなので、来客時は外して近くの場所にしまえる定位置もあらかじめ考えておくといいと思います。
やはりサイズもコンパクトなので、省スペースで収納できるところも便利。

●8.カギ収納

鍵

玄関でパーツBにS字フックを使って自転車のカギをかけています。

自転車を使おうと思ったらカギがない! という経験に心当たりがある人も多いのではないでしょうか。この収納法が習慣化できればそんな心配もなくなります。

この傘立てはかさばらないうえに、手に取りたいところに置いておけるので便利です。

白・黒・グレーの3色展開なので、部屋に合った色選びができるのもうれしいところ。気になるアイデアがあればぜひ試してみてください。