まれな来客のために、布団や食器などを用意しているお宅は多いでしょう。この手のものは、使用頻度が低いにもかかわらず、思った以上に場所とりします。来客用の布団や食器を処分して、実際に困ることはあるのか? 日刊住まいライターが試してみました。また、処分してしまって困ったタオルについても詳細をレポート。

布団
収納スペースをふさぐ来客用の布団を処分してスッキリ
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来客時の布団は不要だった…

布団

一戸建てを購入したときに、当たり前のようにそろえた来客用の布団一式。親が泊まりにくるときや、親せきや友達が来るときに備えてワンセット購入しましたが、出番がないうえにかさばってとてもジャマ。

結局、来客用の布団を使ったのは、引っ越して10年の間に一度だけ。直近ではコロナの流行もあり、出番はなさそうです。

 

●思いきって処分したら快適!

この布団、本当に必要だろうか? そう思い悩みながら過ごしたのち、一大決心をして処分。おかげで、スペースが開放されて便利になりました。

といっても新品のまま捨てたのではなく、自分たちで使っていたものを先に処分し、来客用を使うことでムダなく処分しました。

 

クローゼット

布団はかさばるので、たったワンセットでも、クローゼットの多くを占拠してしまいます。なので、手放すとスッキリ。来るかどうかもわからないそのときのために、今までムダにスペースを使っていたことに、とても後悔しました。

 

●必要なときはレンタルする手も

それでも、たまには必要になることもあるかもしれません。そんなときはレンタルがおすすめ。宿泊がともなうような予定はあらかじめわかることが多いので、前もって準備すればOK。実際、実家に友達が泊まりに来たときはレンタルを利用したこともあります。

レンタルなら、使用前後に布団を干したり洗ったりというメンテナンスも必要がなくとてもラク。万が一レンタルが無理なときはホテルを利用する手もあると思うので、やはり来客用布団は出番がなさそうです。

 

来客用のブランド食器も処分してみた

食器

筆者宅は食器棚が小さいので、食器は厳選して購入し、工夫して収納しています。以前は、お客様用のブランド食器を、引き出し1つ分くらい所有していました。ですが、さほど出番もなく、使わない間にデザインに飽きてしまい処分しました。

来客時は、普段使い用のなかでも、使用頻度が少なめの北欧食器などでことたります。そもそも来客も減ったので、あいたスペースで食品を保存する方が、普段の生活が便利に。

これまで来客用食器を入れていた引き出しには、無菌パックのご飯と乾麺を保存することにしました。台風で買い物に出られないときなどの非常食用のストック場所ができて、安心です。