キッチンのつり戸棚やパントリー。自分の背より高い場所の収納には、取っ手つきボックスを使っているという人が多いのではないでしょうか。「たしかに便利ですが、年を取ってくると、体がつらくありませんか?」と話すのは、整理収納コンサルタントの須藤昌子さん。40代の須藤さんも見直した、高い場所の収納ボックスについて、選び方を詳しく教えていただきました。

関連記事

40代、暮らし上手のシンプルライフ。捨てずに逆に「増やしたもの」とは?

40代からは「高いところの収納」にひと工夫。体がラクになったつり戸棚のテク

40代に入ってからは、「自分を労る片づけ」を提唱しているという須藤さん。高い場所の収納は、手首に負担がかかるといいます。

収納
高いところの収納は、年を重ねてからは慎重に考えます
すべての画像を見る(全4枚)

「高いところに収納したボックス、出し入れするのがだんだん面倒になってきていませんか? ボックス自体は軽くても、中身を入れると意外と重くなるもの。取っ手つきは便利なのですが、ズシっとくる重さがボックスを支える手首にのしかかってくるんです」

取っ手つき

しかも、取っ手があるぶん収納スペースが小さくなったり、その分奥行きが必要になってしまいます。じつは収納の効率があまりよくないアイテムなのかもしれません。