どんなにすてきにインテリアを整えても、テレビや家電、デスクまわりのコードやコンセントのごちゃごちゃが目に入ると、一気に台なし。
見た目もそうですが、ホコリもたまりやすくなり、掃除のたびにイライラすることも…。

「コンセントまわりがスッキリすると、部屋の見た目が驚くほど変わります」と語るのは、片づけのプロフェッショナルであるライフオーガナイザーの森麻紀さん。詳しく伺いました。

目隠しを工夫してコンセント周りをスッキリさせるだけ。部屋の印象が見違える!

ごちゃごちゃ見えるものは、とにかく隠してしまうに限ります。あの手この手で“ないもの”にしてしまいましょう。

●大型家電の裏側はシートで目隠し

大型家電の裏側
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わが家の食洗機はキッチンカウンターの上に置いてあります。ダイニング側に裏側を向けているので、背面のコードやホースを見えないようにすることは、スッキリした見た目をキープするための必須条件です。

そこで、白色のマグネットシートをくっつけて背面を目隠し。これをめくると…

コード類

このように丸見え状態に。コード類はケーブルボックスに収めて、コンセント付近のどうしても隠しきれない部分は、ケーブルチューブを使ってグレーのコードを目立たない印象に抑えています。

●密集するコード類はケーブルボックスでひとまとめ

ケーブルボックス

電話やCDラジカセなどのコード類は、まとめてケーブルボックスに収納。

ケーブルボックス

さらに、家具の配置を工夫して、コンセント周りを隠します。

●壁を伝うコードもカバーでスッキリ見せる

コード

こちらはキッチンの壁面。黒いコードはオーブンレンジの電源です。消費電力が大きいものは、巻いたりすると熱がこもって発熱し危険なので、下に垂らしています。でも、これだと見た目がいまいち…。

色も太さも形もバラバラなコード類

そこで。黒や白、グレー、緑と、色も太さも形もバラバラなコード類を、コンセントカバーと配線カバーを使って、白一色に統一しました。

白一色に統一

完全に目隠しはできませんが、こんなにスッキリ!

ほんのささいなことですが、やるのとやらないのでは大違い。ちょっとひと手間工夫して、スッキリ整った部屋を手に入れましょう!