一時期、スーパーで品切れになっていて、なかなか手に入らなかったバター。最近ではだいぶ見かけるようになり、買いだめしなくてもすむようになりました。で、そのバター、じつは脂肪分の高い生クリームをフリフリすることで、まろやか~で、とろけるバターが手づくりできるらしい??
ということで、本当にできるかどうか試してみました!
生クリームからバターをつくってみた!
●まずは必要なものを用意!
すべての画像を見る(全7枚)・生クリーム(脂肪分47%)…1パック(200㏄)
・塩…少し
・トマトケチャップの空き容器(洗ってよく乾かす)
●いざ、チャレンジ!
トマトケチャップの空き容器に生クリームを注ぎ入れ、フタをしっかりします。
そして、とにかくふりまくります。
縦ふり・横ふり・斜めふり
疲れてくると、足にバンバンたたきつけてみたり…踊ってみたり。季節によりますが、意外と汗をかきます。
10分ほどふり続けていると、だんだんと振動を感じなくなり、もったりとした感じが…。もう少しふっていると、次第にボタッボタッとした感触がするので、フタをあけてたまった水を出します。
これはいわゆるバターミルクと言われるものらしいです。もったいないので、スープに入れて飲んじゃいました。
次に、でき上がったかたまりを口から絞り出します。
お、おおっ、こ、これは、バターでは!! 塩は途中で生クリームに加えてふってもよいですし、でき上がってから練り混ぜてもよいようです。
使用する生クリームは乳脂肪分が35%以上のもので、植物性油脂の入っていない、無添加のものを使ってくださいね。乳脂肪分の高いものの方ができ上がりの量が多くでき、乳脂肪分47%の生クリームを使った今回は100gほどできました。
また、フリフリする容器ですが、ペットボトルやスクリュー式のフタのついた保存容器などかたい容器でもいいようです。今回はトマトケチャップの容器だったので、やわらかくてふるのにコツがいったのと、途中、フタの口が開きそうになるアクシデントが。しっかりしまるものの方がおすすめですね。
●ところで、お味は?
クリーミー!で口に含むとジュワーっと優しく溶ける感じがなんともおいしいです。 これはつくってみる価値あり。
バターにハーブを加えてハーブバターにしたり、ニンニクのすりおろしを加えてガーリックバターにしたりするのも楽しいです。
無添加なので早めに食べきるのがおすすめです。ぜひ、お試しくださいね!