家族で暮らしているといつの間にかキッチンにものが増え、手狭になってきます。整理収納に詳しいブロガーのフネさんは3つのプチプラグッズを導入して、キッチンの無駄なスペースを一掃。より広く使えるようになったそう。詳しく教えていただきました。
プチプラで「キッチンの無駄なスペース」をなくすコツ3つ
「ものを少なく」は理想だけれど、現実はそうはいかない5人家族のわが家。今回は、ものを少なくできなくても「ものを小さく」「省スペースに」するプチプラグッズを、ダイソーと3COINSから3つご紹介します。
すべての画像を見る(全12枚)1:かさばるプラゴミを小さくしよう
プラスチックゴミを環境のために減らしたいと言えど、スーパーにはプラ包装のものばかりです。その中でも、とくに夏にあふれがちなのがペットボトル。
水筒より清潔で、なくなると出先でもつい買ってしまうこの暑さ。子どもがスポーツなどをするときにも大事な水分、なかなか減らせない。でも、台所を預かる主婦としてはかさばるゴミに頭を悩ませていました。
●Before:足で踏み潰すグッズを使っていた
今まではペットボトルをこのグッズに立てて、足でグシャーッと踏みつぶしていました。簡単なつくりなため押しつぶす板が床と並行にならず、途中で引っかかることが多くストレスも。口を合わせてセットするのも面倒だし、このグッズ自体を置いておくのもスペースを取って邪魔でした。
●After:ペットボトルの空気を抜くグッズでラクちん!
そこで導入したのが、ダイソーのペチャンコポンプ(220円商品)です。
使い方は簡単。握りやすいボール形状の持ち手をつかみ、いろんな飲み口にジャストフィットする吸い口をペットボトルの口に当てたら、エイッエイッとボールを何度か引きます。
すると、ペットボトル内の空気が抜けてペチャンコに。
固くて大きな2Lのペットボトルだと、20回くらいがマックス。ちょっとした運動にもなります。
説明文には「圧縮したペットボトルは時間の経過とともに形状が復元されます。圧縮後はフタを装着して保管することをおススメします」と書いてあるのですが、今のところ気になっていないので、フタはつけていません。ゴミ出しの際もその方がラクだと思います。
今後はこのポンプをキッチンの引き出しにしまっておくだけでOK。ゴミも省スペース、グッズも省スペースでキッチンのスペースが広がります。
2:冷凍庫のムダなスペースをなくそう
最近値段が高い野菜。わが家ではまとめ買いしてすぐに切って冷凍しておきます。仕事から帰って時間がないときの夕飯づくりや、ちょっと一品たしたいときに重宝します。
だから冷凍庫はいつもカット野菜がたくさん。カットして残ったニンジンも汁もの用に切っておいたり、ネギは小口切りにして小分け冷凍したり。
そんな小さなカット野菜の保存に便利なのがこちら。
ダイソーのフリーザーバッグのSSサイズ(110円)です。
今まで保存袋はジップロックやイケアのものを使っていましたが、小さいものでもこのサイズ。また、イケアは近くにはないのですぐに買いにいけません。
いつでも行けるダイソーのSSサイズがいちばん小さくて便利。
大きさに余裕がありすぎる保存袋では、袋の余った部分をぐるぐる巻いていました。冷凍庫をあけても見えるのは袋ばかり。立てて収納しても探しにくかったりガサゴソしたり、野菜が下に溜まってしまったり、ストレスでした。
中身に合ったサイズなら立てて保存しても見えやすく、すぐに見つけられるし、暑い夏にはなるべく素早く扉を閉めたいので節約にもなります。
●中身によって保存袋のサイズを使い分ける
・Lサイズ:葉物のカット野菜・キノコミックス(エリンギ・シメジなどをばらして冷凍)
・Mサイズ:ニンジン・ピーマンなどのカット野菜
・Sサイズ:ネギ、青シソなどの薬味・残り野菜の汁もの用カット
こんな風に使い分けています。
お弁当用の残った総菜やまとめてつくった総菜なども、ここへ。箱型の保存容器より保存袋のほうが場所を取りません(冷凍するときは平置きで、凍ったら立てます)。
ちょっとしたことですが、ぴったりサイズの保存袋にすることで冷凍庫や冷蔵庫のスペースが使いやすく、そして広がります。