収納に困るものは? と聞かれて、必ず挙がるのが、決まった時期にしか使わないシーズンものや、捨てられない思い出の品。
そんなお悩みアイテムを攻略するワザを教えてくれたのが、話題の家事代行サービス「タスカジ」で人気のカリスマ家政婦・ステラさん。年末年始の片づけで実践したいテクを教わりました。
しまう場所は出し入れが不便でもOK。でもラベリングは必須!
子どもの水泳グッズなど、使う時期が決まっていて当分使わないものや、捨てられないものこそ収納方法に工夫が必要です。
次に使うときに使いやすくするための「グループ分け」と、どこにしまい込んだか迷子にならないための「ラべリング」が効果的。この2つを守れば、成功です。
●水泳グッズはひとまとめに。スイミングバッグにつめて収納して
すべての画像を見る(全9枚)冬の間は出番がない水泳グッズ。半年先にすぐに取り出せるように、収納を工夫しましょう。
「水着やゴーグル、浮き輪など水泳時に使うものは、バラバラにしまうよりまとめてスイミングバッグに入れて収納しましょう」
次シーズン、すぐに使えて便利です。
スイミングバッグごと通気性のよい不織布袋に入れ、ラベリングします。ラベルは見やすい場所にはり、家族分ある場合は、名前を書くことも忘れずに。
クローゼットの上方や押し入れの天袋などに、立てて収納します。
「当分使わないものは、あえて出し入れが不便なところに置いてください。静かな場所で冬眠させる感覚です」
●思い出グッズは大きめの箱につめ込む
子どものメモリアルグッズは大人になるまで大事に保管しておいてあげたいもの。
「子ども1人につき箱を1つ用意し、そこに入るだけ、と定位置と定量を決めて、まとめ収納しておくといいですよ」
●かさばるホットカーペットを上手に収納する方法
今は出しっぱなしでもOKですが、シーズンが終わるとしまうことになるホットカーペット。
「購入時に入っていた箱はかさばるもとなので処分。なくても意外と困らないものです」
まずは、布団と同じように四角くたたみます。コントローラーが見える表向きの状態で、コードを中に収めながら四つ折りに。広がらないよう麻ひもで縛ります。
コントローラー部分を上にして、立てて収納します。
「コントローラー部分を下にすると、重みで故障したり、コードの接触が悪くなるなどトラブルの原因になりやすいのでNGです」
●不織布袋に入れて収納するのもおすすめ
むきだしのままだとほこりがつくのが心配なら、不織布の袋や大きめの洗濯ネットに入れて収納しても。
「通気性の悪いビニール袋は、ダニやカビが発生しやすいのでおすすめしません」
立ててしまえばクローゼットの場所をとりません。