家の内装がくたびれたり、家電が汚れたりすると、全部刷新したい気持ちになりますが、それではお金がいくらあってもたりません。
「結婚してから13年近く節約生活を続けている」という、節約術にも詳しい掃除ブロガーのよしママさん。今あるものを大切にする生活し、長く使う工夫をしているそう。
ここでよしママさんが、とくに節約に効果があると実感した掃除術を紹介してくれました。
カビやホコリをすっきり!家の掃除が節約にもなります
●こまめなカビ取りでリフレッシュ
すべての画像を見る(全5枚)これから冬にかけて結露が発生しやすくなります。カビは家具をダメにしたり、カーテンや布団をダメにしたりする厄介者。
恥ずかしいですが、わが家も、窓周りの壁を何度もカビだらけにしてきました。
そこで今は、塩素系ではないカビ取りスプレーや使い捨てシートで気軽にささっとふき取る習慣をつけ、壁紙、家具、カーテンがカビだらけになることを防いでいます。
先延ばしにすると取り返しがつかないので、手軽に頻繁に行うのがポイント。カビだらけになって買い替えとなると、もったいないですよね。
●家電はホコリ取りで長もち
家電を長もちさせるコツは「ホコリ取り」。とくに背後にファンがある家電は、家のホコリを集めてしまいます。その部分のこまめな掃除が、家電の寿命を延ばすのです。
扇風機やファンヒーターをはじめ、冷蔵庫、除湿器、炊飯器、オーディオ類など、普段見えにくい場所の掃除も忘れずに行うようにしています。
炊飯器を持ち上げるとファンがついていて、ホコリがビッシリでした!
重曹水やエタノールスプレーなどで綿棒を濡らし、手前に引くようにホコリのかたまりを出すと、スッキリきれいになります。
●壁の手アカは簡単に取れる
意外と汚れているのが壁。わが家の壁は白で、子どももいるため手アカが目立ってしまいます。全部ふくのは無理なので、汚れやすい場所だけを掃除しています。
汚れやすい場所はリビング、ソファの背後、トイレのスイッチ周り、玄関と洗面所の間、洗面台周辺。さらに汚れやすい高さは、大人の腰から肩にかけてのゾーンです。
普段はマイクロファイバークロスで簡単に水ぶき掃除をしています。汚れがひどい場合は、住居用洗剤を併用してください(壁紙によっては使えない洗剤もあるので、使う前に要確認を)。
壁が白くなり、これまた家がワントーン明るくなったような感じになります。
●年に一度の床のワックスがけ
私が、いちばん節約効果があると実感するのが、床のワックスがけ。
普段は、掃除機をかけたりモップをかける程度ですませていますが、家電やファブリック類が少ない夏から秋にかけて、水ぶきしてワックスシートで床のワックスをかけます。
そうすると、床から光が反射して、家全体がきれいによみがえる感覚になり、いつものソファや家具も立派に見えてくるから不思議。賃貸のわが家でも、きれいな家に住んでいる満足感が得られます。
ワックスシートは普段のワイパーに取りつけるだけの簡単なものでも、効果があります。簡単ですので、ぜひ試してみてください。
不思議なことに、家をピカピカにみがいていると、買い物の意欲がなくなり、「今のままでいいか」「今の家が好き」という気持ちになってきます。
今ある家具や家電、生活用品を大切にすることで、購買意欲がなくなるので、おもしろいですよね。
これからの季節は掃除がしやすい時季。年末の大掃除に行うとなかなか手が回りにくい、床や壁、家電の掃除をしませんか?
気がつかないうちに節約できちゃいますよ。