家族が長く過ごすリビングやダイニングに、ちょっとした作業スペースがあると暮らしがスムーズになります。1年前の家づくりで、LDKの一角に、多目的に使えるスタディコーナーをつくった日刊住まいライター。仕事、調べもの、子どもの遊び場とフレキシブルな使い勝手のよさに大満足しています。詳しくレポート。
すべての画像を見る(全6枚)勉強以外にも、多目的に使って、毎日大活躍
30代夫婦と3歳の長女という家族構成の筆者。1年前にハウスメーカーで家づくりをした際、子どもの成長を見越し、学習の場所としてLDKの一角にスタディコーナーをつくりました。
実際には、勉強だけでなく、多目的に使えるスペースになっています。まだ、幼い娘にとっても、筆者夫婦にとっても毎日大活躍の場所に。どのようなスペースにしたのか紹介します。
スタディコーナーは、ダイニングキッチンのそばに
わが家のLDKの広さは、およそ40㎡。スタディコーナーは、ダイニングの背面にあります。家を建てたときに造作で、幅約170cmのデスクをつくりつけてもらいました。将来的に娘がリビング学習できるように、と考えてつくったスペースです。
ちなみにわが家には、子ども部屋もあります。しかし、勉強については「リビング学習」ができるようにという願いがありました。
勉強はまだだけど、子どもの遊び場にもぴったり
3歳の娘はお絵かきや粘土、幼児ワークなど、座って取り組む遊びが大好き。そんなときにこのスタディコーナーが大活躍なのです。毎日ここに、クレヨンやハサミ、画用紙やノートなどを広げて、楽しそうに遊んでいます。
幅の広いデスクにしたため、筆者が横に座ってもスペースには余裕があります。奥行きが60cmあるので、上開きの本も開くことができるし、一度にたくさんのものを出しても余裕があります。
もちろん、ダイニングテーブルでも同じように遊ぶことはできるでしょう。ですが、スタディコーナーがあるおかげで、食事のたびにテーブルの上を片づけるという作業は不要。とてもラクです。デスクの上がクレヨンや粘土で汚れたり、消しゴムのカスで散らかったりしても、寝る前の一度の片づけで終わり。
キッチンのそばだから、会話もしやすい
スタディコーナーはキッチンのすぐそば。筆者が料理やあと片づけをしていても、スタディコーナーに座っている娘と会話がしやすいです。
娘は遊び、筆者は夕食づくり。お互いにやりたいことをやっていても、顔を見てコミュニケーションがとれるのは大満足です。呼ばれたら、すぐに娘の側に寄り添えます。