壁の落書きや、お風呂場のカビ汚れ。目にするたびに気が滅入るけれど、「もう消えないから」と諦めていませんか?

「じつは、消しゴムや修正液で“なかったこと”にできるんです」と語るのは、リペアサービスのプロである、櫻井悦子さん。
今すぐできるリペア術を教えていただきました。

壁の落書き
ボールペンの落書きが消しゴムで消える!?
すべての画像を見る(全9枚)

簡単な “リペア術”で、壁やお風呂の汚れは消える!

首都圏在住の338人に対する調査では、住んでいる住宅に傷や汚れがある人は全体の約8割。
そのうち約7割の人が放置していることを気にしており、日常的にストレスを感じていることが明らかに。(ダスキン「住まいの補修に関する意識・実態調査」)

●消しゴムは、ボールペンなど壁の落書きも消してくれます!

気になる壁クロスの落書き。じつは消しゴムで薄くできる場合も。強くこするとクロスが破れるため、消しゴムの使い方がポイント!

壁の落書き

【用意するもの】

・プラスチック消しゴム

【リペア方法】

消しゴム

(1)消しゴムを用意する。角が丸くないものがおすすめです。

 

押しつける

(2)消しゴムをこすらず押しつけるようにして、消します。

払います

(3)消しゴムのカスが残らないように払います。

ボールペンの落書きは、プラスチック消しゴムで押しつけるようにボールペンの油分を除去します。落書きが薄くなり、目立たないように。なお、ゴシゴシこするのはNG。

●修正液を使えば黒カビから 「白さ」 を取り戻すことができます

浴室やキッチンのコーキングが汚れると、テンションが下がるもの。黒カビなど洗剤では落とすことができない場合、修正液の上塗りで一時的に隠すことができます。

コーキング

【用意するもの】

・修正液(刷毛タイプ)

【リペア方法】

 
洗剤で洗い流します

(1)表面についた汚れを洗剤で洗い流します。カビの場合は先にカビ取り剤でカビを落とします。

 

修正液で消します

(2)コーキングに残ってしまったカビの汚れを修正液で消します。

キレイに塗って完成

(3)修正液がはみ出ないようにキレイに塗って完成。

ポイントは、刷毛タイプの修正液を使うこと。はみ出ないようにキレイに塗りましょう。

いつも目に入るたびに気になっていた壁やお風呂の汚れ、この機会にぜひリペアしてみてください!