季節はまだまだこれから夏ですが、ファッションの世界ではすでに秋冬シーズンの話題で持ちきり!「ユニクロ」の展示会から、ひと足先にチェックしておきたい最新ニュース&40代が取り入れるべきトレンドをお届けします。ファッションライターの小川聖子さんがレポートしてくれました。
すべての画像を見る(全18枚)News1:ユニクロのヒートテックがおしゃれに進化!
展示会で数多くあった惹かれるアイテム。その中でも忘れないうちに「これは必ず買いたい!」と心のメモに記入したのが、この新しい「ヒートテックインナー」です。
●アップデートしたヒートテックで「大人の女性の上質なリラックスコーデ」がつくれる
このヒートテックインナー、よく見ると細~いリブが入っているんです。めちゃくちゃおしゃれ!
今までの女性用ヒートテックインナーは、基本的に「見せないもの」として、ニットやスウェットの下に着ていたと思うのです。袖からチラッと見えてしまうのもちょっとNG…という、つまりは完全なる「下着」という位置づけ。メンズ用のTシャツタイプなら1枚でも着られましたが、もう少し女性らしい着こなしをしたいときもありますよね。
でもこのヒートテックインナーなら、袖から見えても、首元から見えても大丈夫! 落ち着いたカラーも、しっとりとした柔らかな素材感もいい感じにフェミニン。
まるで海外ブランドのおしゃれカットソーのような雰囲気なので、この上にカーディガンやニットを羽織るだけで、「大人の女性の上質なリラックスコーデ」という着こなしができそうなんです。トルソーのコーディネートもそのような重ね着が多く、発売が待ち遠しいアイテムです。
首元がつまりすぎないラウンド、細身でもボディに張りつきすぎないシルエットも40代が着やすい感じ。私はラウンドネックに目が行きましたが、タートルタイプもあり、どちらも重ね着に重宝しそうです。
News2:イネス・ド・ラ・フレサンジュコラボはやっぱり大人の味方!
続いて心惹かれたのは、もう18シーズン目だという「ユニクロ/イネス・ド・ラ・フレサンジュ」のコレクション。
パリを舞台にした「フレンチシック」がテーマのラインナップは、「年齢を重ねたら、なにを着たらいいの?」と悩んでしまう40代にもヒントになりそうな提案がいっぱいでした。
少女っぽい雰囲気になりがちでもう卒業かなと思っていた小花柄ワンピース、「これならいけるかも?」という一枚を発見! 顔まわりがシャープに見える開襟タイプの衿ぐり、きちんと膝下まであるスカート丈、ボディラインを拾わない程よくゆとりのあるシルエット、そして濃色ベースの落ち着いたカラーリング…と、40代が気になる条件をしっかり満たしています。
甘いのは柄だけなので、これならジャケットを合わせたり、ニットカーデを羽織ってシックな感じで着られそうです。
●レトロなムードのカーディガンは、フランス女優な気分で
思わず「かわいい~!」と声が出てしまったのは、昔のフランス映画に出てきそうな、レトロムードのカーディガン。ブラウスやハイネックのカットソーを合わせて上品に着たい!
若い頃ならデニムやスニーカーを合わせてカジュアルに着るのがかわいいですが、今はイヤリングやネックレスなどのアクセサリーをたしたり、ときにはヒールを合わせたりして、フランス映画の女優さんのようにエレガントに装うのもいいかもしれません。
●キレイ色を取り入れてパリジェンヌのようなワードローブに
こんなキレイな色のニットも! 年齢を重ねたからこそ、華やかな色を取り入れることで、おしゃれに活気をチャージ。
ちょっとヴィンテージ感のあるコレクションは、いかにも肩肘張らないパリジェンヌのワードローブという感じで、私たちも気軽に取り入れやすいものが色々ありました。