「捨てる」と部屋はすっきりしますが、これからは捨てるときにひと工夫したり、そもそも捨てないように工夫する時代。もうすぐ50代のカウンセラー・エッセイストの若松美穂さんが、普段から気をつけている「捨てる工夫・捨てない工夫」を教えてくれました。
ゴミを減らし、あるものでなんとかする5つの工夫
暮らしの中で見つけた「捨てる工夫・捨てない工夫」についてお伝えします。
●1:「レシピノート」はもういらない
すべての画像を見る(全9枚)お料理ができなかった若い頃、丁寧に書いて、何度も開いたお手製「myレシピノート」。
昔は娘たちが「結婚するときには、それちょうだい」なんてかわいいことを言ってくれていたのですが、今はなんでもスマホですみます。写真に撮れば共有も。
「思い出は頭の中にキープ、必要なのはスペース」と言い聞かせて捨てました。
●2:「冷凍食品」でしのいで食品ロスを防ぐ
食品は買いだめを減らし、できるだけ冷蔵庫が空に近くなってから買い物に行きます。
家族が食べる日・食べない日があるので、目安は3日分くらいを購入。その間、思ったよりも減らなければ、買い物は先延ばし。食品ロスを防ぎ、無駄な買い物をなくして節約に。
自分だけでしたらなにかしら用意はできます。常時用意してあるハマりものは「冷凍焼きイモ」。
少し解凍したらアイスのように、完全解凍したら袋にあるように“ねっとりなめらか”。家族皆、お気に入りの一品です。
●3:葉や枝は「紙袋」に入れてから捨てる
わが家には小さい庭があります。これからの季節は、枯れた花やぐんぐん伸びて広がった葉を頻繁にカットする必要があります。
捨てる際、そのままゴミ袋に入れますと、枝のとがった部分でビニールが破けてしまいます。
そこで、とがった枝は折ったり切ったりできるだけ短くして、まず「紙袋」に入れてからビニール袋に入れると問題なし。ビニール袋が無駄になったり2枚重ねする必要がなくなります。まずは紙袋を用意してから庭仕事をしています。