たたんだり、家族ごとにしまったりと面倒なうえ、すぐに散らかりがちな洋服の収納。
整理収納アドバイザーのEmiさんは、家族の洋服をひと部屋にまとめ、オープンクローゼットにすることで、片づけの手間を最小限にしています。
苦手なことを省き、家族に合わせた収納法に
以前はたたむ収納にしていたというEmiさん。
「たたむのが苦手なので、自分の洋服はかける収納で統一。夫はディスプレー収納に、子どもは、かける&放り込みのミックス収納にしました」
家族それぞれに合わせて変えることで、各自で管理しやすなり、ストレスなく片づくように。
●自分の服はたたまず、すべてかける収納に
ラックの上段にはトップス、下段にはボトム、右側にワンピースをかけています。細かくカテゴリーや色分けせず、洗濯したら左にかけるだけのシンプルなルールに。
ラックの上部にフックを設置し、1回着て風を通したい服や、翌日のコーディネートをかける一時置き場に。
パンツは二つ折りにしてスラックスハンガーにかけるだけなので、シワにならず、出し入れも簡単!
●子どもの服はかける&放り込み収納に
こちらは子どもの服。子どもの手が届きやすいよう、オンシーズンの服を下段に配置。
「左右でエリアを分け、息子と娘のものを明確にしています。たたむのはハードルが高いので、トップスはかけるだけの収納に」
子どものボトムは、フタのない木箱に。
「1ジャンル1ボックスなので、きれいにたたまなくても迷子になりません。洗濯後は、ざっくり入れるだけで私もラク」
●夫のものはディスプレー収納
「夫は好きなものを飾りながらしまうと、テンションが上がるタイプ。洋服は見渡せるようにし、小物類もしまい込まず見せる収納にしています」
ハンガーにかけるのが面倒なカジュアルパンツやニットに限り、たたんで重ねて収納。
ディスプレースペースに、飾りながら収納。
「帰宅後、必ずここで身につけていたものを外すので、夫の郵便物もここに」
●クリーニング行きの服や返却物の一時置き場を確保
Emiさん用と子ども用のラックの間の引き出しに、ストールや帽子のほか、クリーニング行きの服を一時置き。
「これなら出し忘れを防げます」
クローゼット部屋が玄関に近いので実家に返却するものを入れる引き出しも用意。