暑い夏、ビールがおいしい季節になってきました。スーパーなどで見かける缶ビールは「350ml」と「500ml」が一般的ですが、どちらのほうがおトクなのでしょうか…? お金のプロに教えてもらいました!

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缶ビールを買うなら「350ml缶」VS「500ml缶」どっちがおトク?

缶ビールを飲む女性
暑いときにぴったりの”缶ビール”はどちらがおトク…?(※画像はイメージです)
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缶ビールのサイズで一般的なのは350ml缶と500ml缶ですが、容量当たりの価格を比べておトクなのはどっち? 消費経済ジャーナリストの松崎のり子さんに聞きました。

●同じブランドの缶ビールで350ml缶と500ml缶の価格の比較

表

金額を比較すると上のような結果に…!

●容量当たりの価格は500ml缶の方が割安でおトク

イラスト

350ml缶と500ml缶のどちらがおトクか? 容量当たりの価格で比較すると、答えはズバリ! 500ml缶がおトクです。

理由は計算するとわかります。350ml缶は500ml缶の70%の容量です。たとえばAスーパーの場合、500ml缶は219円なので、その70%、つまり350mlに相当する価格は153.3円になります。しかし、Aスーパーでは、350ml缶は実際には159円で売られています。つまり5.7円割高ということ。言い換えれば500ml缶の方が5.7円割安ということです。

Bスーパー、Cスーパーでも同様に、500ml缶から割り出した350ml缶の価格よりも、実際に売られている価格の方が高くなっています。

また上の表のように、同じブランドの同じ容量のものでも、スーパーによって価格が違うので、安い店を見つけるのがおトクのポイント

さらに同じ店でも、連休前などビールの購入ニーズが高まる時期は価格が上がることも。そのパターンを見つけられれば、よりおトクに買えるかもしれません。