日本でハロウィーンという習慣が広まるきっかけとなったと言われているのが、東京ディズニーリゾート。
普段、東京ディズニーリゾートでは大人がディズニーキャラクターの全身仮装をすることは禁止されていますが、ハロウィーン期間だけはOK! キャラクターになりきった大人が園内にあふれる、年間とおしてとくに人気の高いイベントです。
2018年のハロウィーンも、新しいイベントが盛りだくさん。ESSE編集部もさっそく潜入してきました!
案内役は、季節ごとに変わる東京ディズニーリゾートの魅力にハマっているというディズニーマニア主婦の宇田さん(写真・右)。
10月31日(水)まで開催されている2018年のディズニー・ハロウィーンの新パレード情報や、東京ディズニーリゾート初心者でも安心して楽しめる見どころをご紹介します。
東京ディズニーランドの新プログラム「スプーキー“Boo!” パレード」!ディズニーの仲間たちがゴーストに大変身
大きなフロートに乗ったディズニーキャラクターたちとダンスを楽しめる東京ディズニーランドの大人気パレードが、今年から新しくなりました!
テーマは「ゴースト流の東京ディズニーランド」。お墓だらけのシンデレラ城をイメージしたフロートに乗ったミッキーも、ゴーストポーズで登場します。
●ポイント1:主要キャラクターたちがゴースト仕様のコスチュームに変身
ミッキーマウスやミニーマウス、ドナルドダックやグーフィーなどの主要キャラクターたちの衣装にもご注目。ゴーストたちの新しい仲間に加わったディズニーキャラクターたちがパレードの最中に、ゴースト仕様のコスチュームへと変化します。
好きなキャラクターがいる場合は、フロートがどのあたりに停車するかを当日キャストの人に確認しておくと、より近くで楽しむことできますよ。
●ポイント2:ゴーストのポーズをしてハロウィーンをお祝いしよう!
秋晴れの空のもと繰り広げられるこのパレードは、にぎやかで楽しさMAX! 子どもも怖がらずに楽しめそう。
もともと秋の収穫を祝うお祭りであるハロウィーンらしさを感じられます。
ゴーストマスターやディズニーキャラクターたちが教えてくれるポーズを繰り返しながら、楽しくダンス。こんなに近くで一緒に踊れることに、宇田さんも大興奮。
●ポイント3:パレード鑑賞を重視する場合は、どの位置で見たいかチェック
たくさんのゲストがゴーストの仲間入りをすると、フロートが動き出しパレードはクライマックスへ!
ディズニーの仲間たちとバッチリ視線が合うだけでも、キュンと胸がときめきますよね。思いっきり手をふって、特別なハロウィーンのひとときを満喫しましょう。
「この新しいパレードの鑑賞を重視したいなら、やっぱり鑑賞する位置が大事だと思いました。前列エリアで全体を見たいのか、好きなキャラクターにフォーカスしてフロートの停車場所で見るのか…。細かい優先順位も先に決めておくといいかもしれません」と宇田さん。
パレードの1時間前からレジャーシートを敷いて観賞場所を確保することもできるので、計画を立てる際には、時間に余裕をもたせておきましょう。
●待ち時間のイチオシフード「牛カルビコーン」
場所を確保して待っている間に、テイクアウトグルメで簡単な食事をすませても。
定番のバーガーやポップコーンもいいですが、宇田さんのおすすめはこの「牛カルビコーン」(500円)。
「一見、アイスクリームのようなビジュアルですが、紫芋のマッシュのなかに牛カルビが隠れているんですよ」
掘り起こすように食べていくと中から牛カルビが出てきて、盛り上がります!
ヴィランズに染められた!東京ディズニーシーの妖しいフォトスポット
異国情緒あふれる雰囲気に大人のファンも多い東京ディズニーシーでは、ディズニーの物語に登場するヴィランズ(悪者たち)による、妖艶なフォトスポットが数多く登場しています。
ゲートを見上げると出迎えてくれているのは、白雪姫に出てくるあの魔法の鏡。
中に入ると、パワーが高まっているヴィランズの世界に包まれたかのような紫を基調にしたデコレーションが!
白雪姫を毒リンゴで殺害しようと企てる恐ろしい継母や、眠れる森の美女でオーロラ姫に呪いをかけた魔法使いマレフィセントが、見る角度によってチカチカと変化します。入園の瞬間からテンションがアップしますよ。
●ヴィランズの世界に浸って思い出の写真を撮ろう!
東京ディズニーシーのアメリカンウォーターフロントの中心には、ヴィランズと写真が撮れるフォトロケーションが新登場。その一角には、リトルマーメイドに登場する海の魔女・アースラの姿が。
海からの心地いい潮風が吹く東京ディズニーシーにぴったりな波をモチーフにしたオブジェとともに記念撮影ができます。リトルマーメイドにちなんだコスプレを楽しんでいる人にも人気のスポット。
白雪姫に出てくる継母と写真を撮ることもできます。毒リンゴをもって見下ろしている姿は、間近でみると迫力満点。「私よりも美しいなんて許さーん!」と怒り散らされた白雪姫の気分を味わえます。
●写真映えするイチオシフード「スペシャルうきわまん」
東京ディズニーシーの食べ歩きグルメで注目したいのが、この「スペシャルうきわまん(スパイシーシュリンプ&ポーク)」(500円)。
ピリッと辛めの味つけをされたエビが入っている肉まんで、ボリュームたっぷり。アトラクションやショーの鑑賞時間を優先したい人におすすめな持ち歩きグルメです。
「紫が映えるビジュアルは、フォトスポットで写真を撮る際に映り込ませてみてもいいかも!」
ハロウィーンの東京ディズニーランドは夜がとってもロマンティック!
ハロウィーンシーズンの東京ディズニーランドは、夜のライトアップが最高にすてき。昼間に見えていた世界とはまたひと味違った表情を見せてくれます。
ファンタジーランドのあたりの街灯には、ハロウィーンのジャック・オー・ランタンのデコレーションが施されているのですが、「空飛ぶダンボ」のアトラクションの周りには、ダンボみたいな象のランタンに。
ディズニー好きの宇田さんは、「エントランスサイドから見る定番のシンデレラ城よりも、反対側から見えるこの景色の方が好き」。ガイドブックやフォトスポットにはない、自分のお気に入りの場所を探しながら歩いてみるのも楽しそうです。
●NEW!ハロウィーンバージョンのプロジェクションマッピング
夜の演出といえば、セレブレーションストリートのプロジェクションマッピングも見逃せないポイント。約7分間隔での短めな公演が繰り返されているので、並んだりせずに歩きながら気楽に鑑賞することができます。
ピーターパンに出てくる、ワニに手を食べられちゃった海賊のフック船長や、不思議の国のアリスに出てくる怒りっぽい性格のハートの女王など、ここでも悪役たちの映像がメイン。
ディズニー作品をあまり見たことがないという方にとっても、個性豊かな悪役たちの妖しい魅力は、王子さまやプリンセスたちよりも興味をそそられるかも!?
35周年の記念イベント“Happiest Celebration!”にちなんだハッピーな雰囲気のセレブレーションタワー越しには、オレンジ色のライトアップされたシンデレラ城が見えて、これがまた最高にすてきです。
ハロウィーンのディズニーには、今年も訪れる人たちにキュンと幸せな感動を与えてくれる特別な時間が流れていました。
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※お問い合わせ先
・東京ディズニーリゾート・インフォメーションセンター
TEL:0570・00・8632(9:00~19:00)
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東京ディズニーリゾート・オフィシャルウェブサイト<撮影・取材・文/朝岡真梨 ©Disney>