毎日使う浴室。すぐに、カビが生えたり、石けんカスがたまったりして、ストレスがたまります。最近、家を新築した日刊Sumaiライターは、以前の住まいでの経験から、手入れしやすく使い勝手のいい浴室になるよう、さまざまな工夫を取り入れました。カビが生えやすいカウンターはなしに。シャンプーラックは可動棚に…。使って納得の、採用してよかった設備を紹介します。
すべての画像を見る(全13枚)水栓回りのカウンターは、カビ対策であえてやめる
筆者は、夫と私と2歳の娘の3人家族。最近、注文住宅を建て、暮らしています。
浴室は、LIXIL(リクシル)の「アライズ」というシリーズ。以前の住まいでの経験をもとに、家を建てる際、手入れしやすく、使い勝手のいい浴室になるよう、さまざまな工夫をとり入れました。
以前住んでいたアパートの浴室には、水栓の上にカウンターがありました。カウンター接着面のパッキンにカビが発生し、毎日の掃除が、とても負担に。そこで、手入れを考えて水栓回りのカウンターは、あえてつけるのをやめました。
カウンターがないと、シャンプーや石けんが使いにくいかと思いましたが、まったくそんなことはありません。水栓が広いので、使うときはシャンプーを置いておくことができます。置き場所がないぶん、すぐに片づける習慣がついて、いつでもすっきりと使えます。
シャンプーラックは可動式に。取りはずせて掃除がラク!
とはいえ、シャンプーや石けんを置く場所は必要。ということで、シャンプーラックは可動式のものを採用しました。
上に持ち上げるとすぐに取りはずせるため、壁の掃除がしやすくて快適。また、石けんカスなどがたまりやすいラックを、丸ごと洗える点も気に入っています。もしカビが生えてもわかりにくい黒にしたのも正解だと思いました。
風呂フタスタンドを設置すると、見た目もすっきり!
以前のアパートでは、お風呂のフタを浴槽の上に置いて立てかけていました。風呂フタスタンドのことは存在すら知りませんでしたが、工務店にすすめられて設置することに。
これが正解。フタの置き場所に困らず、浮かせたぶん掃除がしやすくなった点が気に入っています。娘がいつの間にか浴室に入ってしまっても、「フタが倒れたら危ない!」とヒヤッとすることがなくなったのもうれしい点でした。