掃除や洗濯など、それぞれの用途に合わせた洗剤や漂白剤を用意するとなると、結構な数になることも…。そこで「おすすめなのが幅広い用途に使える『酸素系漂白剤』なんです」と話すのは、インスタグラムで環境に優しくエコに配慮したサスティナブルな暮らしを発信し、国内外で人気を集める野村蘭さん。「酸素系漂白剤」を家じゅうの掃除や洗濯に活用しているという野村さんに、その魅力とおすすめの使い方を教えてもらいました。
汚れすっきり!「酸素系漂白剤」のおすすめの使い方6通り
お手ごろ価格で、幅広い用途に使える万能アイテム「酸素系漂白剤」を使ったことはありますか? つけ置きすると汚れがするっと落ちるだけでなく、合成洗剤などを含まない、環境に優しい漂白剤です。正しく使えば、簡単に汚れが落ちることから、愛用する人も増えているそう。今回は、おすすめの酸素系漂白剤の使い方をご紹介します。
●酸素系漂白剤のおすすめポイントは?
すべての画像を見る(全6枚)粉末タイプの酸素系漂白剤は、「過炭酸ナトリウム」が主成分の漂白剤で、つけ置くだけで汚れなどを漂白・消臭・除菌する効果があり、洗濯だけでなく、掃除や、キッチンでも使うことができます。過炭酸ナトリウム100%のものを選べば、添加物などが含まれていないので、キッチンで使うのにおすすめです。
また、塩素系漂白剤のようにツーンとした匂いや有毒ガスの発生もなく、環境への負荷も少ない漂白剤なので、家じゅうのあらゆる場面で使用できます。私は、シャボン玉石けんの酸素系漂白剤を使用しています。
シルクやウール、ステンレス以外の金属容器、漆器などには使用できません
掃除や洗濯、キッチンでも!幅広く使える酸素系漂白剤
酸素系漂白剤の基本の使い方は、つけ置きです。ぬるま湯に漂白剤を溶かし、その中に汚れが気になるものをつけ置きします。水が冷たかったり、熱すぎると効果が半減するので、30~60℃位のぬるま湯が効果的です。
●血液汚れも!衣類のシミや汚れをすっきり落とす
洗濯機で洗うだけでは落ちない血液の汚れ、襟元の汚れ、黄ばみなども、酸素系漂白剤でつけ置きするだけで、すっきり落とすことができます。制服のカッターシャツも、定期的につけ置きすれば、白さをキープできます。
●洗濯槽のカビ汚れを落としてピカピカに
ぬるま湯を高水位まで入れ、規定量の酸素系漂白剤を投入。数分洗濯機を回して、そのまま半日ほど放置します。
酸素系漂白剤が、洗濯槽の裏に発生してしまったカビをごっそり落としてくれます。