卵とバターを使わないパン教室「toiro（トイロ）」を主宰する幸栄さんの暮らしのエッセー。2人の娘をもち、簡単につくれるおやつや、だれでもまねできるインテリアアイデア、家事を楽しくする方法など、なにげない暮らしを楽しむコツが人気の幸栄さん。
今回は、子どもの成長によって変化した「暮らし」のことについて聞いてみました。
子どもの成長でによって暮らし方に変化が！
この春、二女はランドセルを卒業し、中学生として新たな生活が始まります。今でも彼女の寝顔は、すやすや眠る赤ちゃんの頃となんら変わりがなくて。その頃の辛かった育児のことはすっかり忘れて、かわいかったことばかりが思い出され、つい彼女の寝顔をさすってしまいます。（結構顔をさすってるけど起こしてるかな、もしそうならごめんね。でも見る限り起きてなさそうだけど（笑））
子どもの成長とともに、いろいろなことが様変わりしてきます。
長女が高校に進学すると、一緒に食事を取ることが難しくなってきました。帰宅時間がばらばらなうえ、塾の時間によって「ごはんは塾に行く前に早く食べたい」「今日はそう遅くならないから、帰って食べたい」など、都合もそれぞれ。
この冬は、「夕飯を鍋で簡単にすませる」という必殺技が使えませんでした。
●生活スタイルに合わせてグラタン皿を新調
そうなると、今までの生活スタイルががらっと変わります。
先日、1人用のグラタン皿を買い揃えました。我が家のグラタンは大きな耐熱皿にどん！ とつくり、それぞれ食べたい量をサーブします。それが、もうできなくなりそうなので。
これからは、1人用の皿にグラタンをつくっておき、自分の好きなタイミグにトースターで焼いて食べてもらいます。そうすれば、自分の都合のよいタイミングであつあつのグラタンを食べることができます。
